
インタビュアー タージン(タレント)
矢嶋 私は西宮市鳴尾出身で、曾祖父が大正時代に実家の工務店を開業したんです。幼少時は家業を見て育ち、就職後、建築専門学校に通いながら仕事を覚え、建築士の資格を取りました。その後、事業を継いだおじの下で働き、2018年に独立したんです。
タージン 独立したのは何か思いがあったからですか?
矢嶋 地域のためになる家づくりを裸一貫でやりたいと思い、自分の家を建てるタイミングでスタートしました。実はここ、自宅兼オープンハウスなんですよ。
タージン 実際に住む家を見てもらうのは説得力がありそうですね。矢嶋代表が一番お勧めするポイントは、どこでしょう。
矢嶋 ZEH(ゼッチ)、つまりネット・ゼロ・エネルギーにこだわった家づくりをご提案しています。例えば、この家の壁には北海道で使われている断熱材と同クラスのものが使われています。熱の逃げにくさを表し、家の断熱性能の基準となるUA値でいうと、0.37w/㎡Kになるんですよ。また、床下冷暖房、熱交換換気システム、太陽光発電システムも導入しているので、驚くほど暖かいですね! 実際に体感してみると違いますよ。
タージン 保温性に優れ、冬は暖かく夏は涼しい低燃費の家ですね。
矢嶋 なるべくエネルギーを使わずに快適な暮らしが実現できる家づくりを主軸としていまして。また、地球温暖化の弊害に対して、工務店ができる提案の一つではないかとも考えています。
タージン 矢嶋代表の思いをお客さんに伝えるために、大切にされていることは何でしょう?

タージン お祖母様が培われてきた「人」という宝を大事にされていることが伝わってきますよ。
矢嶋 おかげさまで、創業後、家づくりやお家のお困りごとや相談などたくさんの方とのご縁をいただきました。実家のように100年後も愛される企業を目指したいですね。
タージン ぜひ矢嶋代表の意思を引き継ぐ人材を育成し、「人のため」に尽力する温かい事業を続けてほしいです。頑張ってくださいね!
「仕事を楽しむ」とは‥
お客様から必要とされ、身近な存在になることです。ただ家づくりを提案するのではなく、近所のお兄ちゃんくらいに思ってもらえると嬉しいですね。
(矢嶋徹也)