
インタビュアー タージン(タレント)
二宮 私はもともと建築設計に興味があり、ゼネコンに就職しました。まずは現場を見たいということで現場監督からスタート。とても楽しく仕事をしていたものの、のちに不景気のあおりを受け、下請け脱却のため営業をすることになりました。そこでは、ただやみくもに歩き回るだけでは契約をいただけないと考え、人が集まるイベントを企画したり、チラシを制作したりしてデザインのスキルを身に付けてきました。その後、ゼネコンを退職して本格的にグラフィックデザインを学んだのです。そして、IT企業に転職し、Web制作と会社の広報全般、国や自治体の補助金や助成金のコンサルティングも担当しました。次第に今までのノウハウやアイデアをもっと多くの困っている方に提供したいという想いが募り、40歳の節目で独立したのです。
タージン 困っている方の力になりたいという二宮代表は、“人”をとても大切になさっているんですね。
二宮 はい。ホームページを開設するお客様は、多くの場合これから事業を開始する方です。周囲から起業を反対されるなど、不安も多い中でのスタートなので、私はそのような方にとっての“初めての味方”になりたいんです。そこで、丁寧にヒアリングしてその方の魅力を最大限に引き出すように心がけています。また、IT企業勤務時代に培ったスキルを活かして、ホームページ制作に使える補助金の支援も行っているんです。今年は6社をお手伝いし、すべて通すことができました。現在、さらに6社の案件が進行しています。
タージン 補助金支援なども行うとなると、お仕事は大変ではありませんか?

タージン 良いチームがつくられているんですね! 今後の目標もぜひお聞かせください。
二宮 私の望みは、周囲の人たち全員にハッピーになってもらうことです。だから「この人とこの人が出会ったらおもしろそう」と、人材のマッチングも行っています。これからも、みんなの幸せの輪を広げていきたいですね!
「仕事を楽しむ」とは‥
周囲にいるさまざまな分野の人たちが、お互いにつながることで良い相乗効果を生んでいく。そんな風にして周囲の人々みんなが幸せになってくれることが、私の楽しみですね。
(二宮佳子)