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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

清掃業と就労支援を通じ 障がい者の自立を支える
株式会社しろくま 代表取締役 北野伸尚

 
プロフィール (きたの のぶたか)大阪府出身。JRの車両基地で16年間勤務。車両のメンテナンスを通して、清掃のノウハウを学んだ。また、この時期から副業やボランティアでグループホームの世話人やガイドヘルパーとしても活動。父親が経営する土木会社を引き継いで10年間にわたり社長業を務めた後、2018年に清掃業と障がい者就労支援事業を手がける(株)しろくまを設立する。2020年4月にはグループホームしろくまもオープン。【ホームページ
 
 
 
大きなしろくまの代わりに「しろくま」と名付けた小さな子猫を飼い始めた少年が、子猫の世話をすることで、誰かを笑顔にする喜びを知る。そんな少年の成長を描いた絵本に感銘を受け、社名を「株式会社しろくま」として事業を立ち上げた北野伸尚代表取締役。「清掃という仕事を通じてお客様に喜んでもらうことで、障がいを持つ人も自分の居場所を実感できるようにしたい」と語る。そのまっすぐな信念と周囲への感謝を胸に、みんなを豊かにする福祉社会の実現に注力している。
 
 
 

清掃業と障がい者就労事業を融合

 
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インタビュアー 濱中治(野球解説者)
濱中 大阪市淀川区で障がい福祉サービスを提供する株式会社しろくまさん。今日は新大阪ステーションビルにある、グループホームしろくまにお邪魔しています。
 
北野 このグループホームは2020年4月にオープンしました。しろくま自体の設立は2018年で、清掃業と障がい者就労支援事業を展開しています。具体的には、お客様の依頼を受けて、障がい者の方と一緒に清掃サービスをするんです。
 
濱中 一口に清掃と言っても、さまざまなニーズがあると思います。どういうところを清掃するのでしょう?
 
北野 ハウスクリーニングやマンションの空き室清掃、そして太陽光パネル用地、個人宅の庭や空き地の除草、それにお墓掃除などです。実際に働く方の個性や得意分野に合わせた仕事を提供できるように、清掃ジャンルを限定しないようにしているんですよ。
 
濱中 障がい者の方々は、自分の個性に応じた内容の仕事ができるんですね。それなら活躍もしやすいだろうな! 掃除は作業前後で変化が見てわかるから、やりがいも大きいでしょうね。
 
北野 ええ、特にハウスクリーニングだと、お客様の反応も直に感じられます。「ありがとう」と言ってもらえるのは、それだけで嬉しいですからね。人に認めてもらったという感覚を通して、自分の存在意義や自分の居場所を見つけてほしいと思っています。
 
 
 
 

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