環境問題への関心から会社を継ぐ決意

インタビュアー 狩野恵輔(野球解説者)
下澤 弊社は父が創業者で、もともと清掃業をメインとした会社でした。私が20歳の頃、会社の仕事量が増え、手伝いを始めました。そして、経験を積んで後を継ぎ、現在に至ります。
狩野 最初から会社を継ぐおつもりだったのですか?
下澤 いいえ。ここ加古川市は精肉業が盛んでして。私もお肉が好物だったので、そういった方面で仕事をする将来像をぼんやりと考えていました。
狩野 まったくの異業種ですね(笑)。後を継ごうと決意したきっかけは何でしょう?
下澤 環境問題への関心です。当時は、環境問題がまだ深刻に捉えられていなかったものの、私にとっては大きな関心事でした。父の代にそれをメインにしてやっていこうとは言えず、それなら自分の代でやっていこうと決意し、廃棄物処理事業を主軸とした業務形態へと移行させたんです。