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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

炭素の応用開発で半世紀 未来へと続く挑戦!
株式会社大木工藝 代表取締役 大木武彦

 
プロフィール 岡山県出身。1970年4月に大木工藝を設立。以来、合成樹脂を使用したものづくりに取り組んできた。化学の発展により1900年代に合成高分子(プラスチック)が誕生したことで便利になった反面、それに伴う公害が問題になる中で、炭素をはじめとした天然高分子の応用開発に注力するように。現在は国内大学の研究者と連携し、将来の省エネ社会の実現や環境問題の解決につながる炭素製品、炭化技術を開発している。【ホームページ
 
 
 
ダイヤモンドとして美しく輝いたり、燃料や脱臭剤として役立ったりと、すべての有機物が含む元素である炭素は、さまざまな価値を人に提供してくれる。その炭素の応用開発に取り組み、今までにない製品づくりをしているのが株式会社大木工藝だ。社員20名に満たない会社ながら、創業50年の歴史を持ち、今や国内外の大学研究者からも注目されている大木工藝。炭素という素材に惚れ込み、そのポテンシャルを引き出そうと挑戦を続ける大木武彦代表取締役に話をうかがった。
 
 
 

合成樹脂によるものづくりを行い半世紀

 
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インタビュアー タージン(タレント)
タージン 合成樹脂を使って50年、ものづくりを行ってこられた株式会社大木工藝さん。本日は大木社長にお話をうかがいます。
 
大木 大木工藝は1970年、私が25歳のときに滋賀県大津市で創業したんです。バン1台で始め、1997年には株式会社として法人化を果たしました。現在は炭素の応用を中心に、「医」「食」「住」「環境」「エネルギー」「美」の6領域で商品を開発、販売しています。
 
タージン 50年の歴史をお持ちの会社なんですね。現在、会社はどれくらいの規模に成長しているのでしょうか?
 
大木 社員は少数精鋭で、18人です。事業所としては滋賀県の本社の他、香川県に炉や炭化装置などを備えた工場があり、千葉県流山市、京都市にも営業所を構えています。また、龍谷大学の瀬田キャンパスにも研究所を開設しています。
 
タージン ほう、大学にも施設があるんですか!
 
大木 ええ、私たちが開発する商品の多くは産学連携によるものなんです。関西では龍谷大学先端理工学部をはじめ、京都府立医科大学や関西大学化学生命工学部、滋賀医科大学、京都工芸繊維大学、関東では東京電機大学などと連携し、炭素や炭化物など、炭の効果に着目した製品の研究、開発を行っています。
 
 
 
 

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