
インタビュアー 宮地真緒(女優)
鶴園 私が起業家を目指したきっかけは、中学生の時に消費税増税が施行されたことでした。100円ショップで105円だった支払い額が108円になったのを目の当たりにした瞬間、「これからはお金を稼ぐ力を身につけないといけない」と焦りを感じたんです。その気持ちを父に伝えたところ父は『女子高生社長、経営を学ぶ』という本を私にくれました。そこには「やりたいことがすべてできる、それが起業だった」と書かれていて、とても刺激を受けました。そして起業家になると決意したんです。
宮地 そんなにお若い頃から起業を目指していたとはすごいですね。それでは、事業内容についてもお聞かせくださいますか。
鶴園 例えば、飲食店などで大事な人にサプライズでプレゼントしたり、プロポーズをしたりするイベントを、サポートする事業を手がけています。
宮地 私も結婚する際、実は主人からのプロポーズはサプライズだったんです! サプライズはされる人は嬉しいですし、する人も楽しいですよね。
鶴園 サプライズな演出をされるのが好きという女性も多いですよね。ただ、サプライズを仕掛ける側としては、どの店がどのように対応してくれるのかわからないという方も多いと思います。そこで弊社は、サプライズに特化した飲食店の情報サイトを運営しているんですよ。さらに、プロジェクターの有無や、カメラマンやタレントさんの派遣対応、お店のスタッフがどこまで演出を手伝ってくれるかなど、さまざまな情報を実際に取材して掲載しています。

鶴園 私は何よりも“人とのつながり”を大切にしています。自分がここまで来ることができたのは、飲食店のオーナーさんなど大勢の方々に支えられたからこそ。私は本当に人との縁に恵まれていると思います。ですからこれからも、自分と関わってくださるすべての方といつまでもつながり続けたいですね。そして、サプライズという人を喜ばせる行為を非日常から日常へ広げることが、私の目標です!
宮地 人とのつながりを大切に、今後もさらなる飛躍を遂げてほしいですね。私も応援しています!
「仕事を楽しむ」とは‥
“進化すること”だと思います。仕事で多くの方々と関わらせていただく中で、今まで知らなかったものを知れた時は、とてもわくわくします。そして、新しいものを生み出すことで、お客様にも喜んでいただける。そのように、常に進化していくことが仕事を楽しむことです。
(鶴園夕姫)