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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

配管工事の技術を生かし 鉄製中心のものづくりへ
大興化工機株式会社 代表取締役 川上則之

 
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インタビュアー 狩野恵輔(野球解説者)
狩野 大阪府高石市で石油・化学プラントの配管工事をメインに行っている、大興化工機株式会社さん。川上社長のお父様が創業された会社だそうですね。
 
川上 はい。弊社の創業は、1985年の春です。父はもともと、山口県の鉄工会社に勤めていまして。その会社が大阪に新しい製油所が建設された際に、その製油所内の出張所を任されたそうです。それから十数年たって会社内で独立したのが始まりなんですよ。
 
狩野 つまり、製油所の中が仕事場ということですか?
 
川上 そうです。各種の石油製品を生産するプラントに常駐して、新しいパイプをとおしたり、メンテナンスしたりといった工事を請け負ってきました。ところが、近々この製油所が石油精製を停止することになってしまい、弊社は今、最大の転換期に直面しているんです。
 
狩野 大変な事態じゃないですか! これまでの仕事がそっくりなくなってしまうわけでしょう?
 
川上 ええ、会社の所在地も含めて、今後はどうなるかわかりません。そこで今考えているのは、従来のような工事会社メインではなく、鉄工の技術を生かしたものづくりも含めた会社として再出発したい、ということなんです。実は、すでに試作品のいくつかをYouTubeで発信していて、商品化できればと思っています。
 
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狩野 すでに試作品もつくられているとは頼もしい! 私は工業高校出身なので、この業界のことは多少想像できます。石油の配管工事といえば失敗の許されない仕事だから、技術力の高さは相当なものだと思うんです。ものづくりの世界に進出すると、きっとすごいものができるんじゃないかって期待がふくらみますよ。どういったものをつくっているのですか?
 
川上 ありがとうございます。商品化の予定はないものになりますが、ガスケットのサイズを簡単に測定できるツールを考案しました。パイプの接続部に当たるフランジには気密性を保つために、ガスケットという固定用シール材を入れます。何インチのガスケットが必要か、経験の浅い作業員さんなどは間違えやすいんですよ。
 
 
 
 

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