本業に加えて電気やキッチン工事も修業

インタビュアー タージン(タレント)
福島 25歳の時に一人親方として独立して以来、これまで30以上の建築会社や工務店にお声をかけていただきました。それぞれの会社の協力業者として、施工技術を磨くとともに、施工方法や運営ノウハウなどを学んできたんです。そして、約20年間経験を積み、今年2020年1月に弊社を設立しました。
タージン さまざまな会社の工事に携わって実績を積み重ねてきたわけですね。でも、それだけ多くの施工を経験なされて、新築ではなくリフォーム工事を主とされているのはなぜなのでしょう?
福島 個人的には似たような建売住宅ばかりを建てるよりも、お客様のニーズに合った一軒一軒異なる住まいをリフォームするほうが、職人として高い技術を求められると考えているからです。もちろんその分、施工も複雑になり、難易度も高くなります。でも、それが仕事のやりがいとなっているんですよ。
タージン 福島社長は高いレベルを追求する、まさしく職人でいらっしゃることがわかりました。そこに至るまでにどのように歩んでこられたのか、ぜひ教えてください!
福島 もともと私の父が大工で、伯父が経営する工務店に勤める職人でした。私も父の姿を見て大工を志し、伯父の工務店に就職したんです。私は、いずれ父や伯父にできないこともできる職人になって、会社により大きな利益を得てもらおうと考えました。そこで電気工事やキッチン工事の会社でも勉強するなど、外に出てさまざまな経験を積んできたんです。