おいしい鮨は、おいしいうちに食べてほしい。サッと握ってサッと帰るのが自分流。そう熱く語るのは、出張鮨職人鮨川を運営する株式会社鮨川の早川太輔代表取締役だ。都内高級鮨店での修業を経て、手頃な値段で多くの客に本物の江戸前鮨を提供するために出張鮨をスタートさせた。フットワークの軽さを武器に、個人宅から企業オフィスまで幅広く出向いて腕をふるい、子どもから高齢者まで幅広い層に喜ばれている。
出張鮨を手軽にどこにでも

インタビュアー 鎮西寿々歌(タレント)
早川 そう言っていただけると嬉しいですね。
鎮西 出張鮨という一風変わったスタイルもとても興味深いです。まず、事業内容から教えていただけますか?
早川 個人のお宅から企業のオフィスまで、ご依頼先に出向き、その場で本格江戸前鮨を握るサービスをご提供しています。そのほかには、酒屋さんの角打ちで鮨をふるまったり、音楽イベントでDJさんが音楽を流している横でお鮨を握ったりと、業種に隔てなく、さまざまなコラボレーションにも対応しています。
鎮西 わあ、おもしろそう! まるでパフォーマンスやライブアートのような印象です。
早川 ほかに 、「鮨合コン」という、鮨が恋の架け橋になるというイベントもありました。思い出深いですね(笑)。
鎮西 それも珍しいお取り組みですね(笑)。出張していただくことで、どこでも誰でもお鮨を堪能できるスタイルは素晴らしいです。