創業40年超、給食も支える町のお肉屋さん

インタビュアー 駒田徳広(野球解説者)
三瓶 ありがとうございます。店の建物自体は創業以来のものなんです。何度か改装を重ねて現在の店構えになりました。店内で使用している機材なども、できる限り最新のものを取りそろえるようにしているんですよ。
駒田 老舗ながら常に新しく進化しようという三瓶代表の姿勢が見受けられますね。事業についてもお聞かせください。
三瓶 おかげさまで、仕事は切れ目なくいただいています。毎朝5時に起きて、給食用に学校への配達も行っているんですよ。現在は市内の8校と契約しています。学校給食の審査は非常に厳しく、毎朝、栄養士さんが検品して、色やにおいなどの基準をクリアしなくてはいけないんです。例えば、温度が基準値より少しでも高いと、返品になってしまうんですよ。
駒田 まさにお肉は鮮度が命というわけだ。特に近年は食の安全性について人々の関心も高まっていますからね。それにしても、8校分のお肉となると、ものすごい量ではないですか?
三瓶 そうですね。多い時は100Kg以上になるので、早朝の数時間の仕事は本当にハードです。でも、安全でおいしい肉を子どもたちに食べてもらうため、使命感を持って取り組んでいます。