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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

正確な土木試験機を提供
建設物の事故を防ぎたい

 

製造業のやりがいを若い人たちに伝える

 
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タージン テレビ電話とは興味深い。どのように使っていらっしゃるのでしょう。
 
樫本 地方のお客様から修理やメンテナンスのご依頼をいただいたら、スマートフォンのテレビ電話で映像を見ながらサポートしていくんです。これなら、いざ現場に行ったらネジが1本緩んでいただけ──というようなケースが減り、お互いに限られた時間を無駄にすることもなくなりますからね。
 
タージン 伝統の技を継承しつつ、インターネットやスマホも最大限に活用する樫本社長。今はお仕事が心から楽しいのではないでしょうか。
 
樫本 もちろんですね。土木試験機はもともとただの鉄の塊です。それを製品に仕上げて弊社のネームプレートを貼り、全国で使われているところを想像するだけで大きな喜びが湧いてきます。
 
タージン 最近は「なんでもAIでできる」と言われますよね。製造業の現場にいらっしゃる樫本社長は、どのようなことをお考えでしょう。
 
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樫本 やはり、仕事は人間がやるからやりがいが生まれるのであり、ものづくりの楽しさを感じられるのだと思います。それに、試験機で使用している鉄などの材量は温度や湿度のちょっとした違いで膨張したり縮んだりするんですよ。その変化を織り込んでつくるのはコンピューターには無理だと思っています。職人が皮膚感覚でピタッと仕上げるところに仕事の醍醐味がありますね。
 
タージン コンピューターに無理なことが職人さんには可能というのは、若い方にとっても奮い立たされる言葉なのではないでしょうか。土木試験機製作所さんには、若い職人さんに匠の技を伝え日本のものづくりを守り続けていただきたいですよ!
 
樫本 ありがとうございます。現在、弊社では新製品を2種類ほど試作中です。まずは、この開発を軌道に乗せ販売までこぎつけたいですね。そして、次の世代の職人を育てることも重要です。もともと私は気合いと根性の世界が大好きなのですが(笑)、今は「見て覚えろ」の時代ではありません。若手の良いところを褒め、コツコツ伸ばしたいと考えています。
 
タージン ぜひ、樫本社長の力で日本のものづくりを未来につなげていただきたいですね。
 
樫本 私としても、時間をかけてでも製造業のやりがいを若い人たちに伝えようと意欲を燃やしているところです!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
お客様とお話しすることです。仕事の話だけでなく、たわいもない話をしていただけることにも喜びを感じますね。私のファンになっていただくという気概で取り組んでいますよ。
(樫本和寛)
 
 :: 会社概要 :: 
  ■ 社名 株式会社土木試験機製作所
■ 本社 〒536-0011 大阪府大阪市城東区放出西2-5-3
■ 事業内容 土木試験機の製造・販売
■ 設立 昭和48年4月
■ ホームページ https://www.d-shiken.com
 
 
 
 

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