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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

既存の慣習にとらわれず
心に寄り添う終活支援

 

“死”をタブー視しないことが終活の基本

 
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タージン 相続や遺言などの相談だけでなく、葬儀会社にはできない介護についても相談できるのは、本当に頼りがいがありますね。和讃の会さんに救われたという方も大勢いるのではないでしょうか。
 
小泉 ええ。ありがたいことに、救われたと感謝してくださる方々が多くいらっしゃいます。同時に、だからこそ「この事業を継続させなければいけない」という使命感も高まっているんです。多くの皆様から感謝の気持ちをいただくことが、私を支えてくれているのだと思います。
 
タージン 根っからのボランティア精神が息づいているわけですね。今後の展望はありますか?
 
小泉 今後も講演を行う一方、ホームページでも情報を発信するなど、アナログとデジタルで並行して周知活動を行っていく予定です。フェイスブックのアクセス数も、徐々に増えてきているんですよ。ただ、終活への意識が高まる一方で、日本では昔から死を忌み嫌う風潮も強く、親が死後の話をしようとしても、子が聞きたがらないというケースも出てきています。
 
タージン 確かに子どもからしたら、「そんな縁起でもない話!」となる気持ちもわかりますね。でも、それを放置してしまったら問題も出てくると。
 
小泉 そうですね。私が前職の葬儀会社で互助会関係の会社にいた時、こんな話がありました。とある会員の息子さんから、「父の面倒は私が見るから、互助会は退会させてほしい」と連絡があったんです。それを知った会員さん本人は感動し、「私は息子のために互助会を続けます」と、息子さんに黙っておいたままにして、退会はしませんでした。
 
タージン それは親思い、子思いの良い親子ですね。
 
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小泉 ところが、会員さんがお亡くなりになられた時、息子さんは事情を知りませんから、互助会とは別のところでお葬式をあげられました。互助会に加入していたと知ったのは、遺品整理の段階になってからです。
 
タージン 何ともほろ苦い結末になってしまいましたね・・・。後味を悪くしてしまわないためにも、やはり家族ときちんと話をしておくべきなのでしょう。
 
小泉 ええ。“死”を決してタブー視せず、しっかりと向き合いながら本人や家族ときちんと話し合う。それが終活の基本だと思います。
 
タージン 転ばぬ先の杖とも言うとおり、なるべく早いうちから終活を知っていき、話を始めておくことが大事なんですね。いやはや、今日は終活について本当に勉強になりました。今後もより多くの方に、人生の最期を不安なく迎えるための終活をサポートしていってほしいと思います!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
私のモチベーションの源は二つあります。一つは皆様からの「ありがとう」という感謝の言葉をいただくこと。もう一つは、既存の慣習や常識を良い意味で疑い、改革していくことです。業界をより良くするために、新しいアイデアを生みだしていくのは楽しいですね。
(小泉一也)
 
 :: 事業所概要 :: 
  ■ 法人名 NPO法人和讃の会
■ 所在地 〒657-0834 兵庫県神戸市灘区泉通4-1-4 エントピアシミズ102
■ 事業内容 高齢者の生活支援/遺品整理/保険の販売/身元保証事業
■ 設立 平成26年5月
■ 従業員数 4名
■ ホームページ https://wasannokai.com
 
 
 
 

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