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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

気持ちを買い取る リサイクル事業を
株式会社のぞみ商事 代表取締役 谷内俊夫

 
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インタビュアー 濱中治(野球解説者)
濱中 株式会社のぞみ商事さんでは、ここ兵庫県加古川市を中心に、リサイクル事業と危険物船荷役事業という2本柱で事業を展開されているそうですね。
 
谷内 ええ、もともとものづくりが大好きでして。さまざまな動作をコントロールするためのシステム、いわゆるコンピュータ制御を使った金型製作や、液晶ディスプレイの製作、造幣局での部品製作などに携わってきました。ただ、頑張ってもやりがいが少なく、会社員として働くことに限界を感じまして。一念発起して1997年から個人事業主として危険物船荷役事業を手がけるようになったんです。独立当初は、引越し業もしていました。その際に、造幣局で誤差1ミクロンという単位で仕事をしていた経験が活きましたね。お客様に、梱包の丁寧さをお褒めいただいたこともあります。
 
濱中 もう独立されて長いんですね。危険物船荷役事業というのは、実際には、どういったお仕事をされるんですか?
 
谷内 爆発物などの“危険物”と分類される商品を船で運ぶ際に、荷物のあげおろしをすることです。弊社の場合は、姫路市の白浜町にある大手ガス会社の製造所が、海外から液化天然ガスを船で仕入れた際に、船荷を陸に上げることが主ですね。
 
濱中 ガスと言えば、危険物の中でも特に危険性が高いものだと聞いたことがありますよ。それを個人事業主の時代から扱えるなんてすごいですね。
 
谷内 ありがたいことに当時から信頼をいただき、お声がけいただいていました。その後にリサイクル事業を始め、精密機器であり、プライベートな情報も詰まっているパソコンをメインで取り扱うようになりまして。そこで、より信頼してもらえる企業となるべく法人化した次第です。
 
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濱中 確かに情報漏洩が問題となっている今、パソコンの取り扱いは誰もが安全性の高い企業にお願いしたいと思うことでしょう。ところで、リサイクルはものづくりとはまた違う分野かと思います。リサイクル事業を始めたきっかけは何かあったのですか?
 
谷内 私の父が亡くなり、遺品整理をしていたときに思いついたんです。父は釣りが趣味だったので、とにかく家に釣り関連用具がたくさんあって・・・。当時は捨てることしかできませんでした。でも、本来は父の思いがこもっているものなので捨てたくなかったんですよ。できれば、誰かに使ってもらいたかった。そう思ったときに、同じことに悩んでいる人は多いのではないかと考え、始めたのがリサイクル事業だったんです。
 
 
 
 

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