B+ 仕事を楽しむためのWebマガジン

経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

建物の解体工事を通じて 地元の街を元気にする!
株式会社アメージング 代表取締役社長 伊藤康司

 
glay-s1top.jpg
インタビュアー 宮地真緒(女優)
宮地 宮城県仙台市の株式会社アメージングさんでは、解体工事を手がけているそうですね。伊藤社長はこのお仕事のご経験を長く積んでこられたんですか?
 
伊藤 中学卒業後からこの業界で働き始めましたので、20年以上になりますね。ただ、もともとは解体工事ではなく、建築工事に携わっていたんですよ。解体工事はただ壊せば良いというわけではなく、作業中に急に崩れ落ちてしまわないように配慮するなど、とても繊細な作業が求められます。建築工事の経験を積んだことで、建物の構造も理解でき、より安全に効率良く解体作業が行えるようになったんです。
 
宮地 建物をつくるための経験が、現在の解体するお仕事にも活かされているんですね。そのような経験を積んだ伊藤社長が、独立なさった経緯が気になります!
 
伊藤 20代半ば頃に、建築のスキルやノウハウをどんどん身に付けられたのと同時に、強い責任感も生まれてきました。そこで、より高みを目指して新たなチャレンジをしようと思い立ち、「30歳になったら独立する」と目標を立てたんです。ところが、ちょうど30歳になった時に、東日本大震災が発生しました。当時お世話になっていた会社も大きな困難に見舞われたため、目標からは1年遅れて31歳の時に独立したんです。
 
宮地 そうだったのですね・・・。震災後に独立なさって、解体のお仕事は大変ではなかったですか?
 
glay-s1top.jpg
伊藤 ええ。毎日忙しい日々を過ごしましたね。被災した建物を取り壊すのは、とても胸が痛む作業でした。そんな時、建物の解体作業を見守るお客様たちの涙を見て、私は「この解体工事は、悲しい思い出を新しく生まれ変わらせるための一歩なんだ」と考えたんです。そして、私だけではなく、弊社のスタッフみんなが「復興の力になるなら」と立ち上がってくれたことも、作業するうえでの大きな力になりました。辛いけれど、みんなで乗り越えなくてはいけない。その手助けになるなら、という思いで頑張ってこれたと感じています。
 
宮地 なるほど。取り壊すのは失うことではなく、新たな思い出をつくることにつながるわけですね。スタッフさんたちとみんなで力を合わせて復興に取り組んでこられたのも、素晴らしいですよ!
 
 
 
 

アーカイブ一覧

分野で選ぶ

バックナンバー

最新記事

話題の記事