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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

工業製品開発に不可欠な 環境試験機の製造会社
アローラ株式会社 代表取締役社長 後藤栄一

 
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インタビュアー 名高達男(俳優)
名高 埼玉県鶴ヶ島市のアローラ株式会社さんでは、特殊な機械を製造しているとか。どんなものをつくっているのでしょうか。
 
後藤 一般的に環境試験機と呼ばれるものを製造しています。これは、例えば車・飛行機などの乗り物や、テレビ・パソコンといった家電製品が、-50℃にもなる極寒の環境や高温多湿の環境でも耐えられるかを試験するための装置です。その装置で、さまざまな環境を人工的につくり出せるんですよ。
 
名高 なるほど。家電などのメーカーが耐久試験をして、開発した製品に問題がないと確認できたら、それが商品として販売されるわけですか。
 
後藤 そうなんです。ちなみに、最も厳しい検査基準が設けられている試験の一つに、航空機の部品などの試験があります。例えば航空機が高速で上昇すると、通常の25℃ほどの気温から一気に変化し、高高度ではマイナスの気温にさらされます。それほど過酷な環境変化に部品が耐えられるか、しっかり動作するかなどを試験するんですよ。
 
名高 すごいなぁ。そのような試験を経て、一般の人が工業製品を安心して使えるわけだ。安全性を確認するためにも、環境試験機は決してなくてはならないものなんですね。それでは、アローラさんの一番の強みはなんでしょうか。
 
後藤 少数精鋭でフットワークが軽く、融通が利きますから、お客様のニーズに柔軟に対応できることですね。また、設計から組み立て、ソフトウェアの開発まで一貫して行えるのも強みだと考えています。
 
名高 要望に応じて製造してもらえるのは、お客さんとしては嬉しいでしょうね。今後の目標もぜひ教えてください。
 
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名高さんも環境試験機を見学
後藤 弊社は現在、提携先からの依頼を受けて製造しています。そこで、近い将来には、独立したメーカーとして完全な自社製品を世に出していきたいですね。また、若い世代にも技術を継承していきたいです。少子高齢化の影響で、製造業界は後継者不足や技術者の高齢化が問題になっています。このままでは、日本が誇る技術がなくなってしまうかもしれない。だからこそ、後進の育成には力を入れていきたいですね。
 
名高 今回のお話をうかがって、御社が製造業界の中で大切な分野を担っていらっしゃることがわかりました。近年は後継者不足で、匠の技が途切れてしまうケースも多いと聞きます。高度な技術は日本の宝ですから、ぜひ途切れさせることなく継承させてほしいですね。これからの活躍を楽しみにしています!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
従業員が喜ぶことをしていきたいですね。仲間たちと一緒に仕事して良かったと、感じてくれると嬉しいです。そして、お客様にも弊社の製品に満足していただけると本当に嬉しいですね。
(後藤栄一)
 

:: 企業情報 ::

アローラ株式会社

本社
〒350-2227 埼玉県鶴ヶ島市新町2-5-11

工場
〒350-2223 埼玉県鶴ヶ島市高倉284-1

 
 
 
 

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