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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

救命後の人生も助けたい 看護師が行う就労支援
リボーン天王寺/株式会社ヒロコウチ 代表 山下ゆき

 
プロフィール 高知県出身。12年ほど急性期医療の現場で看護師を務める。夫の起業をきっかけに大阪へ転居。妊娠、出産により看護師を退職した。復職の際に障がい者の就労を支援する福祉制度を知って、看護の道から方向転換。大阪市で初となる高次脳機能障がい者対象の就労継続支援B型事業所、リボーン天王寺を立ち上げた。現在も看護師としての経験を生かしたサポートを行っている。【ホームページ
 
 
 
人命を救う仕事は間違いなく尊い。しかし、看護師として急性期医療の現場に携わってきた山下ゆき氏は微かに違和感を覚えていたという。後遺症なしと診断されたとしても、退院後、本当に元どおりの生活を送れているのか?「命を救うだけではなく、その後の人生まで助けたい」との考えから、大阪市初となる高次脳機能障がい者対象の就労継続支援B型事業所を運営する山下代表に、自らも就労支援を行っているタージン氏が話を聞いた。
 
 
 
急性期医療の経験を生かしB型事業所を開設
 
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インタビュアー タージン(タレント)
タージン 大阪市初となる高次脳機能障がい者対象の就労継続支援B型事業所のリボーン天王寺さん。まず、山下代表のこれまでの歩みを教えてください。
 
山下 私は地元の高知県で急性期医療の看護師をしていました。その後、夫の起業と妊娠を機に退職し、大阪に移りまして。出産後に再び働こうとしたものの、小さい子どもを抱えての復職は難しい状況で・・・。そんな中、障がいを抱えた人が社会復帰を目指すための仕組みが福祉制度にあると知り、興味を持ちました。そうして、この道に進むと決意し、2014年にリボーン天王寺を立ち上げたんです。
 
タージン 高次脳機能障がい者を対象としたのは、やはりご自身が急性期医療の現場で看護師をしていたからですか?
 
山下 ええ、自分の経験を生かせると考えました。また、大阪市内に同様のB型事業所がなかったことも理由の一つです。それまで市内在住の高次脳機能障がいの方で、高次脳機能障がいに特化した事業所に通いたい方は、わざわざ遠方まで通われていました。私の経験と知識を持って、何か支援ができないかと考え、大阪市内での立ち上げを決めたんです。
 
タージン 大阪市の人口を思えば、リボーン天王寺さんが誕生したことで救われた方は多かったと思いますよ。
 
 
 
 

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