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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

ものづくりの黒子として 日本のベンチャーを支援
株式会社FORMULA 代表取締役 西野充浩

 
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インタビュアー 内山高志(元ボクシング世界王者)
内山 通信機器や電子機器を中心に、企画・開発・生産受託などのハードウェアビジネスプロデュースを手がける株式会社FORMULA(フォーミュラ)さん。とてもユニークな事業に挑む西野社長のご経歴をお聞きかせください。
 
西野 私は、建設機械のエンジニアを目指して工学院大学に進学したんです。卒業後は、プリント基板の大手メーカーに就職し、営業をしていました。しかし、日本の会社はどうも自分の体質に合わなくて。2年で退職してニュージーランドへ渡り、アルバイトをしながら英語を学びました。やがて帰国し、29歳のときに大手の電子機器受託生製造、いわゆるEMS会社に入社したんです。外資系ならではの実力主義が肌に合い、ようやく仕事がおもしろく感じられましたね。
 
内山 西野社長が本領を発揮できる舞台を、ついに見つけることができたと。
 
西野 おっしゃるとおりです。その会社では、クライアントと工場側をWIN-WINの関係で結べる製造ソリューションをご提案していました。7年後にはヘッドハンティングで別のハードウェア受託製造会社に転職し、パソコンやスマートフォンなどの周辺機器の企画・開発・製造を手がけました。ただその頃には大量生産・大量消費の時代は終わりつつあり、過去の勝ちパターンが通用しなくなっていましたね。
 
内山 日本メーカーにとっては難しい時代の到来ですね。
 
メガネスーパー子会社と開発した視覚拡張デバイス「b.g.」
メガネスーパー子会社と開発した視覚拡張デバイス「b.g.」
西野 そうなんです。しかしその一方で、新しい分野では、海外では成功するハードウェアベンチャーが生まれてきました。遅れを取り始めていた日本の新興企業にも大きなチャンスはある。自分は、その飛躍を後押しする黒子になろう! そう決意し、2013年にFORMULAを設立したんです。これまでに培った知識とネットワークを活かし、ハードウェアを駆使しようと試みる日本のベンチャーを開発・生産・出荷などあらゆる面からサポートしています。
 
内山 ただのアウトソーシングとは違う、FORMULAさんならではの特長はどのような点でしょう。
 
西野 当社では、中国・香港や東南アジアを中心とした世界的なネットワークを活用してエンジニアや工場を組み合わせ、案件ごとに最適なプロジェクトチームを結成しています。このクラウドチームが、当社に依頼が来るさまざまなタイプのハードウェアを効率良く高い完成度でプロデュースを可能としています。
 
 
 
 

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