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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

顧客の笑顔のために邁進 副住職が務める清掃業
清掃会社M-clean 代表 水野凌介

 
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インタビュアー 矢部みほ(タレント)
矢部 個人宅のエアコンやキッチン、お風呂などの水回りのハウスクリーニングを手がける、清掃会社M-clean(エムクリーン)さんにお邪魔しています。事務所がお寺の中にあるんですね。なんでも水野代表は、こちらの副住職も務めていらっしゃるとか。それがどうして清掃業を始めることになったんでしょうか。
 
水野 ある時、お寺の日常清掃にきた大手の清掃業者さんの作業を見て自分も挑戦したいと思ったんですよ。それで、その会社にそのまま弟子入りしたのがこの仕事を始めたきっかけです。また、ある時にお寺の工事に来ていた建設会社の会長と知り合う機会がありまして。その方の仕事に対する姿勢や人を引き付けるトーク力に惹かれ、いろいろと勉強させていただきたいと思ったんです。それで独立に際し、提携して事業ができないかとお願いしたところ快諾くださって、今でも大変お世話になっております。
 
矢部 よい出会いもあって、独立できたんですね。
 
水野 はい。それに清掃の仕事は、私自身の人見知りな性格を直すためにも、いい経験になるとも思ったんです。今年2019年に独立するまでの6年間は、さまざまな現場経験を積みつつ技術を身につけてきましたので、なかなか大変でした。でも、仕事を終えたときにお客様が笑顔になってくださるのを見られたことが、仕事を頑張る原動力になりましたね。
 
矢部 副住職という立場にありがなら、あらたな技術を身につけようとする姿勢が素晴らしいと思います。もともと、独立を視野に入れての弟子入りだったのですか?
 
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水野 当初は、独立予定はありませんでした。ただ、次第にお客様に100%満足していただける仕事がしたいという思いが強まり、独立を決意しました。というのも、大手清掃会社に所属していると効率的な作業が重要視されますから、自分の理想とする仕上がりの実現が難しい面もあったんです。自分の会社なら、自分も納得できてお客様にもよりご満足いただけるようなサービスが提供できると考え、起業を決断したんです。副住職の仕事とバランスを取りやすいという意味でも、このスタイルは自分に合っていたと思いますね。
 
矢部 より質の高い仕事を目指して独立されたんですね。「副住職がお掃除に来てくださるなんて!」と、お客さんも驚かれるんじゃないですか。
 
水野 そうですね。清掃中の雑談で副住職であることを明かすと、みなさん驚かれます。副住職としては、檀家さんと話をする機会はそれほどありません。だからこそ、仕事を進めるうえでコミュニケーションが必要不可欠となる清掃の仕事には、たくさんの学びがあります。
 
 
 
 

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