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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

誠実さと技術力を活かし “築炉”で工業を支える
株式会社Honest 代表取締役 西田真大

 
プロフィール 大阪府出身。高校卒業後に就職し、溶接の業務に携わる。8年ほど経験を積んだのちに転職し、築炉の業界へ入った。築炉工事の業務に喜びを見出し、持ち前の忍耐力で仕事を続け技術を磨き、多くの経験を積む。2019年6月に独立し、(株)Honestを設立。高い技術力と誠実さを活かし、全国各地の現場で炉の設計・建設・修理などのほか、築炉に付随する業務を一貫して行っている。【ホームページ
 
 
 
工場・プラントの焼却炉や工業炉などを建設する、“築炉”の工事を手がける株式会社Honest(オネスト)。代表取締役の西田真大氏は、溶接業を経て築炉の職人となった。職人の高齢化が進み人手不足に悩む築炉の業界で、若くして独立した西田社長は異例の存在である。繊細さと忍耐力、高い技術を要求されるシビアな業務を「なにくそ」精神でこなしてきたという西田社長に、社名にこめた理念や築炉の仕事に懸ける思いをうかがった。
 
 
 

焼却炉や工業炉を建設する“築炉”とは

 
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インタビュアー 八木裕(野球解説者)
八木 大阪府堺市で焼却炉や工業炉などの建設工事を手がけるHonestさん。その作業を“築炉”と呼ぶそうですね。一般の方は炉を目にする機会が少ないと思いますので、ぜひ詳しくお聞かせいただけますか。
 
西田 弊社が手がけているのは、さまざまな分野の工場・プラントで使われる焼却炉や工業炉の設計と施工です。材料の選定から炉に使用する金物、制御盤、燃焼機器の製作、さらには制御盤や機器の設置に付随する各種電気工事に至るまで、築炉に関する作業は一貫して行える体制を築いています。
 
八木 関連する作業を一手に引き受けているわけですか。それはHonestさんの特長とも言えそうですね。例えば、どのような炉をつくられているのでしょう?
 
西田 先日完成させたのは、一度に30tものアルミニウムを溶かすことができる工業炉です。アルミを溶かす炉の場合は、稼働後の内部温度が800~1000℃ほどになります。そのような炉の設計・施工に少しでもミスが生じると、仕様どおりの能力を発揮できないだけでなく、溶解した金属が外部に漏れ出てしまうなどの重大な事故につながってしまいます。ですから、とても慎重に作業を行う必要があるんですよ。
 
八木 なるほど。築炉とは、非常に高度で熟練した技術が要求される仕事なんですね。
 
 
 
 

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