B+ 仕事を楽しむためのWebマガジン

経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

ピアノの調律が天職 次世代の育成にも注力
株式会社クオルピア 代表取締役 倉田尚彦

 
プロフィール 三重県出身。高校卒業後、地元の楽器店に入社しヤマハピアノテクニカルアカデミーでピアノ調律の基礎を学んだ。その後、スタインウェイピアノの正規特約店である松尾楽器商会に入社し、コンサート調律師として全国の主要ホールでの演奏会のピアノ調律に携わる。2018年12月に(株)クオルピアを設立した。調律の仕事に携わる傍ら、次世代の調律師の育成にも力を入れている。【ホームページ
 
 
 
30年にわたり第一線でピアノの調律を続け、自らの会社を立ち上げた調律師。それが株式会社クオルピアの代表取締役・倉田尚彦氏だ。世界的なアーティストの演奏を支えてきた倉田社長は、若い調律師の育成に取り組み、調律の楽しさや素晴らしさを伝えている。さらに、中古ピアノの販売やピアノのレンタルなどの事業にも進出。「これからピアノを始める人たちをサポートしたい」と、ほとばしる情熱を語ってくれた。
 
 
 

「調律師は自分のためにある仕事」と感動

 
glay-s1top.jpg
インタビュアー 矢部みほ(タレント)
矢部 ピアノの調律を手がけるクオルピアさん。倉田社長が、調律師というお仕事を選んだきっかけから教えていただけますか。
 
倉田 私は高校時代、吹奏楽部でユーフォニアムを吹いていました。その頃、顧問の先生に調律師という職業を教えてもらったんです。興味を持った私は、卒業後、日本楽器製造株式会社――現・ヤマハ株式会社の特約店に勤務しながら、調律師を養成するピアノテクニカルアカデミーを受講させていただきました。初日の授業で感銘を受け、「調律師こそ天職だ!」と思いました。
 
矢部 高校生の頃からずっと意識してこられたとは驚きです。その後の歩みも、ぜひお聞かせください。
 
倉田 最初にお世話になった三重県の楽器店で仕事をしていたある日、当時スタインウェイピアノの総代理店として知られていた松尾楽器商会から調律師が出張してくると聞きつけ、仕事を見学させてもらいまして。丸1日かけて1台のピアノを調整する調律師の姿に感銘を受け、1984年に研修生として松尾楽器商会に入社したんです。有名なピアニストが練習に来る環境で、それまでレコードでしか聴いたことのない演奏家にも生で接する機会が増え、大きな刺激を受けました。
 
 
 
 

アーカイブ一覧

分野で選ぶ

バックナンバー

最新記事

話題の記事