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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

“アナログ的な魅力”で 信頼関係を築く印刷会社
やまと印刷株式会社 代表取締役 堀直行

 
プロフィール 大阪府出身。やまと印刷(株)の創業者の孫として生まれる。大学卒業後、コンピューターのシステム会社に就職。29歳のときに、二代目である父が病気がちになったことをきっかけに転職し、家業に入る。印刷業のノウハウを一から習得したのち、35歳で代表取締役に就任。金融機関の帳票・商品案内の印刷や、ホテルのパンフレットのデザインを中心に業務を手がけ、電子ブックの作成にも注力している【ホームページ
 
 
 
大阪市旭区のやまと印刷株式会社。金融機関・ホテル・自動車メーカーの事務帳票やパンフレットなど、企業の信用に密接にかかわる印刷物を高い品質で製作し、2020年には創業70周年を迎える老舗企業だ。創業者の孫にあたる代表取締役の堀直行氏は、顧客のもとへ小まめに足を運び、顔を合わせてしっかり要望を聞くなど、“アナログ”な営業を貫いている。そこには「人と顔を合わすからこそ、良い仕事ができる」という信念があった。
 
 
 

「地位が人をつくる」と背中を押され社長に

 
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インタビュアー タージン(タレント)
タージン 大阪市旭区大宮のやまと印刷さんにお邪魔しています。ここは私の出身地の隣町で、しかも、堀社長は私と同じ高校出身だとお聞きしました。失礼ですが、堀社長は現在おいくつでなんですか?
 
 今年2019年で58歳です。ですから、私はタージンさんの1学年上になりますね。
 
タージン もしかしたら、学校ですれ違っていたかもしれませんね! そのような縁があるとは、堀社長とお話しするのがますます楽しみになってきました。さっそく、堀社長の歩みから教えてください。
 
 弊社は1950年に祖父が設立した印刷会社で、2020年に創業70周年を迎えます。私はもともと家業を継ぐ気はなく、大学卒業後はコンピューターのシステム会社に就職しました。
 
タージン それでは、家業を継いだきっかけはなんだったんでしょう?
 
 私が29歳のとき、2代目だった父が自身の体調を思い、将来の事業承継を考え始めていたようです。そのことを父は私に何も言いませんでした。しかし、それを察した母から「戻ってきたら」と請われたんですよ。そこで私は、弊社に転職することを決断し、印刷の工程を一から学びました。その努力が認められ、スタッフとの信頼関係の構築につながったのだと思います。また、家業に入る前に、別の企業で一人の会社員として勤務することで仕事の価値観を身に付けることができたと考えています。その後、35歳で代表取締役に就任しました。当初、私は経営者となることに自信を持てずにいたんです。でも、周囲の方が「地位が人をつくるのだからやってみろ」と背中を押してくれたんですよ。ほかにも、みなさんからいただいた励ましの言葉には、今も感謝するばかりです。
 
 
 
 

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