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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

人を自然や文化とつなぐ
モビリティ部品の開発

 

人をつなぎ、役立つことが開発の根底に

 
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宮地 皆さん学生時代の延長のような雰囲気で事業に取り組んでいるんですね。それでは、事業内容について教えてください。
 
金澤 陸、海、空、宇宙、さまざまな場所で活用されるモビリティ用部品の開発・研究を行っています。陸では電気自動車の部品開発が中心で、名古屋大学の塩崎宏司特任教授、岡山理科大学の笠展幸教授、愛知県の関連企業様と共に次世代電気自動車の制作もしています。海では国立の研究開発法人と共同で、飛行機のプロペラ、船のスクリューなど電気で動く推進器を、空はハイブリッドの動力装置をそれぞれ研究開発しています。
 
宮地 かなり幅広い分野のモビリティ部品の開発を手がけているんですね。私が気になるのは、電気自動車についてです。今後、どのように進化していくのでしょうか?
 
岩城 バッテリーとしての役割が高まると思います。太陽光や風力の発電は日照や風の具合で発電量にムラが生じます。そのため、発電量が多いときは車に電気をチャージし、少ないときは逆に車から電気を補う。このように、車が社会活動や生活の一部になっていくと思いますね。
 
宮地 人と科学技術が密接に関わりあって社会が成り立つ時代に変化していくんですね。そうなると人に求められる役割も変わっていきそう。
 
金澤 そうですね。将来的に単純作業はAIが担っていくと想像できますし、そうなると人に求められるのは相手の潜在的な課題やニーズをくみ取る力なのかなと思います。AIが発達しても、それを操り、発想をつないでいくのは人ですから。だから、弊社の根底にある理念は「人をつなぐこと」なんです。そして、もうひとつ大切にしているのは、「人の役に立つこと」。新たな案件を依頼された際も、クライアントの方々が持つ方向性や熱量を、何より重視するようにしています。
 
宮地 御社とクライアントの大きな熱が合わされば、いろんなものが生まれそう! 仕事も楽しそうですね。
 
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古橋恒徳専務取締役CKO
古橋 それはもう! 会議や開発に熱中するあまり、つい徹夜することもしょっちゅうです(笑)。そうやって夢中に仕事をする中でお互いの本音が出たり、新たなアイデアが生まれたりしますからね。
 
金澤 話すことは楽しいし、本当に大事だと思います。だから私は普段からいろいろな人と会うようにしているんです。まったく異分野の方とでも、会って話すことで、想像も及ばなかったテクノロジー誕生のきっかけを得ることもありますからね。
 
宮地 リアルに人と会い、意見を交わすことが発想力の源になっているんですね。