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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

人を自然や文化とつなぐ モビリティ部品の開発
株式会社ナチュラニクス 代表取締役CEO 金澤康樹

 
プロフィール 愛知県出身。島根大学大学院では主に電気自動車について研究。バッテリー寿命を延長する新技術で特許を取得し、ベンチャー企業を立ち上げた。2015年に(株)ナチュラニクスを設立。主な事業は、パワーエレクトロニクス機器の提案や設計、試作など。幅広いモビリティ部品の研究・開発を手がけ、さらには異分野との連携も積極的に行っている。名古屋大学パワーエレクトロニクス研究室にも所属。【ホームページ
 
 
 
離れた場所の人と話をしたり、航空機で空を移動したり。人類はこれまでに多くの実現不可能と言われてきたことを覆してきた。「人が想像したものは具体化できる」。そう断言するのは、株式会社ナチュラニクス(Naturanix)の面々だ。彼らが手がけるのは電気自動車をはじめとする、陸、海、空、宇宙で活用される次世代モビリティ用部品の研究・開発。好きなときに好きな場所へ自由につながれる社会の実現を目指し、今日も一致団結して事業に邁進している。
 
 
 

モビリティ好きが集まる開発者集団

 
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インタビュアー 宮地真緒(女優)
宮地 パワーエレクトロニクス事業を行う株式会社ナチュラニクスさん。今日は金澤社長と岩城聡明専務取締役CTO、古橋恒徳専務取締役CKOにお話をうかがいます。金澤社長と岩城さんは、名古屋大学のパワーエレクトロニクス研究室に在籍しながら御社の経営もなさっているとか。
 
金澤 ええ。初めてベンチャー企業を立ち上げたのは、島根大学大学院の在籍時でした。大学院でもパワーエレクトロニクスを研究していたんです。その当時、バッテリー寿命を長期化する技術で特許を取得し、指導教授の山本真義先生に勧められてベンチャーとして起業したんです。その後、2015年に弊社を立ち上げました。
 
宮地 学生時代から研究をしながら事業経営もなさっていたとはすごいです。研究者になる選択肢もあったのでは?
 
金澤 そうですね。ただ、地元が愛知県豊田市で、幼い頃から父に工場見学に連れて行ってもらった影響で、ものをつくることに興味があったんです。それが二足の草鞋を履くきっかけになったと思います。
 
宮地 お三方はどのような縁で出会ったのですか?
 
岩城 私と金澤は大学が同門なんです。古橋は前職場での同僚ですね。
 
古橋 同じ会社とはいえ、席も離れていたから、今こうしているのは不思議な縁だと思います。
 
岩城 離れているって言っても、4つくらいしかデスクが離れていなかったじゃん(笑)。
 
金澤 いつもこんな感じで賑やかに仕事をしています(笑)。弊社の従業員は、修士課程や博士課程の学生アルバイトを含め、約18名と少数精鋭。モビリティ好きの仲間同士、わいわいやりながら働いています。