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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

土地を活かす建築設計で
理想の住まいを実現する

 

住人に適した理想の住まいを実現

 
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杉田 普通ならデメリットになるような、土地が持っている特徴も活かしてメリットに変えてしまうとは素晴らしいですね! お客さんの目線で住まいづくりに取り組んでいらっしゃることがよくわかりました。北野代表がどのようにしてそのお考えに至ったのか、ぜひ歩みを教えていただけますか?
 
北野 父が建築構造の専門家で工務店を経営していたので、子どもの頃から職人さんたちの姿を見て「建物ってこんな風にできていくのか」と関心を抱いていました。そして、中学校の修学旅行で東京へ行ったとき、見学した国立代々木競技場の圧倒的な建築に衝撃を受け、本格的に建築設計の道を志すようになったのです。
 
杉田 北野代表が建築家になったのも、建築のプロであるお父様の影響が大きかったんですね。
 
北野 はい。それから私は大学で建築構造と、ヨーロッパの歴史的建築物のデザインを学びました。卒業後は、戦前からモダニズム建築を日本に広めた坂倉建築研究所へ就職し、各地の文化会館など大規模な公共施設の建築を担当させていただきました。その中で、たまたま住宅を手がける機会がありました。それまで公共施設は、チームで設計やデザインを行っていたんです。でも、住宅の仕事は担当者一人で設計できたことや、完成した喜びを施主様と共に分かち合えたことで、とても楽しく感じました。そこで「今後も住宅の設計をしたい」と思うようになり、1989年、私が34歳の時に独立しました。
 
杉田 住宅の設計に楽しさを覚えたことが、独立のきっかけになったわけですか。それでは、北野代表が手がける住まいの特長を教えてください。
 
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北野 木材や漆喰など、できる限り“天然の素材”にこだわって使用している点です。私の父は「普請道楽」で、自分の土地にさまざまな種類の建物を建てていました。それを見て育った私は、いつしか「素材を活かした家をつくりたい」と思うようになりました。また、できるだけ安価な材料を用い、日本の伝統的意匠を現代的に表現するよう心がけています。
 
杉田 北野代表は住宅を設計するうえで、自然との調和を大切にしていらっしゃるんですね。しかも、無駄なお金をかけず、良い家をお安く建ててくださるのは、その家の住人にとってはありがたいですよ。でも、土地と建物の相性を合わせるのは、やはり大変ではないですか?
 
北野 ええ。その土地が持つ特徴や環境、施主様が求めるご要望など、過去に手がけた案件と同じ与条件は二つとありませんから、毎回異なる課題が発生します。しかし、その課題をいかに解決するかが、建築家の腕の見せ所です。長年の経験と多数の実績で、ハウスメーカーでは対応しきれないような、細かなご要望にも応じられる技術とアイデアが豊富に蓄積していると思っています。例えば、驚くほど狭小な住宅でも、ご予算に配慮しながら住む人に最適な理想の住まいを実現するのは、決して不可能ではないと考えています。
 
 
 
 

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