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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

農業はスポーツだ! 笑顔あふれる野菜づくり
ベジレボ/アスリート農家 代表 中山潤

 
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インタビュアー 千葉真子(陸上指導者)
千葉 千葉県芝山町で農業を営むベジレボさん。中山代表は“アスリート農家”としてご活躍中だそうですね。
 
中山 ええ。私は「農業はスポーツだ」と考えているので、アスリート農家と名乗っているんです。私は学生時代から陸上競技を続け、現在も短距離やマラソンをしています。その経験から学んだ“カラダ”の使い方を農作業に活かすとともに、農作業一つひとつをトレーニングと捉えながら、カラダづくりと野菜づくりに取り組んでいるんですよ。
 
千葉 農業をスポーツととらえて、トレーニングしながら野菜をつくるなんて、とってもユニークな取り組みですね!
 
中山 私は、野菜づくりは出合うべくして出合った天職だと思っています! 一つひとつ異なる野菜の表情を見て、その声を聞き、愛情と気合いを込めながら野菜を育てているんです。どんな天候の日でも、畑に出て野菜たちをしっかり観察しているうちに、野菜の表情や声を感じられるようになってきました。
 
千葉 とても充実した楽しい農業をしていらっしゃるのが伝わってきます! そんな中山代表の野菜づくりの特長や強みをお聞かせください。
 
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夏の収穫(上)と落花生の脱穀(下)。楽しさがあふれている
中山 この農園は、大先輩の農家さんたちが何十年も守ってきた大事な畑を受け継いだんです。私はその精神を守り、農薬や化学肥料を一切使わず、虫や病気に強い力を持つ野菜づくりに取り組んでいます。その秘訣は、土づくりにあるんです。当園の畑は、米ぬかや籾殻、おからなどを用いて微生物の力を借りて、野菜たちにとって自然な栄養バランスの良い土壌をつくっているんですよ。そのおかげで、おいしくて健康的で、さらに環境にも優しい野菜づくりに取り組めているんです。
 
千葉 農薬などを使わず、豊かな土の恵みで育った野菜は、とてもおいしそうですね。ほかに中山代表が野菜を育てるために、心がけていることはありますか?
 
中山 例えば草むしりをするときでも、「放っておいてごめんよ~」と声をかけながらむしるんです。しばらくすると野菜は表情を変え、気持ち良さそうに生長していくんですよ。また、旬を迎えた野菜たちは「私を収穫して!」と訴えてくるんです。その声を聞きながら収穫し、丁寧に袋詰めをして、お客様にお届けする。そうすれば、お客様にも野菜の声が伝わって、畑で食べているような気分になっていただけるのではないかと思っています。私の望みはお客様に、おいしい野菜を一番おいしい季節に召し上がっていただくことです。特に子どもたちが当園の野菜を、おいしそうにむしゃむしゃ食べている姿を見ると、心の底から喜びが湧きあがってきますよ。
 
 
 
 

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