B+ 仕事を楽しむためのWebマガジン

経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

伝統と最新技術の融合 匠の技が光る建築業
嘉建築 代表 渡部嘉生

 
プロフィール (わたべ よしお)大阪府出身。高校卒業後に京都で板金工として働き始め、30歳でログハウス職人に転身。ログハウス製作のノウハウを身に付けたのち、京都府の工務店で木造建築を基礎から学び直す。その後、関東に移り住み、2004年に独立して嘉建築を設立した。住宅メーカーから依頼を受けた住宅の組み立てや内装工事を行うほか、次代を担う若い職人の育成にも力を入れている。【ホームページ
 
 
 
現場にロック・ミュージックを響かせながら新築の木造住宅を組み立て、内装工事も行っているのは、千葉県八千代市にある嘉建築(よしけんちく)の渡部嘉生代表だ。昔ながらの匠の技を受け継ぐベテランの職人でありながら、メーカーが開発する新建材や最新の工具も柔軟に使いこなす。さらに、若手を見習ってきれいな現場や美しい仕事を目指すという謙虚さも併せ持つ。そんな渡部代表に、仕事の心構えや若い職人を育成する夢などを語っていただいた。
 
 
 

板金工やログハウス製作を経て住宅建築へ

 
glay-s1top.jpg
インタビュアー 吉井怜(女優)
吉井 千葉県八千代市で建築業を手がける嘉建築さん。事務所はどんな感じだろうと思っていたら、このテーブルもインテリアもすごくかわいいですね。ひょっとして渡部代表の手づくりですか?
 
渡部 ええ。このテーブルにはもともと別の材質の天板が乗っていたんです。でも、ここに置くなら下を見通せるガラスのほうが開放的で良いなと思って、あとから付け替えました。
 
吉井 ぴったりだと思いますよ! 渡部代表は、最初から大工のお仕事をなさってきたんですか?
 
渡部 いえ、最初は同じ建築関連でも、大工ではなく板金工だったんです。昔から普通の会社勤めよりも、手に職をつけるほうが自分には合っていると思っていて、高校卒業以来ずっと職人仕事で生計を立ててきました。京都で一人暮らしをしていた20歳の頃、神社やお寺の屋根や雨どいなどを板金でつくったり修理したりしている職人の友人がいて、一緒にやらないかと誘われたんです。
 
吉井 京都は神社やお寺が多いですからね。それでは、大工になろうと思ったきっかけを教えてください。
 
渡部 板金工を10年ほど続けたあと、ログハウスを製作している方と出会ったのがきっかけです。丸太でできた家ってどんなものなのかと興味が湧いて、京都市内から山のほうまで見に行ったら、その魅力にすっかりハマってしまったんですよ(笑)
 
 
 
 

アーカイブ一覧

分野で選ぶ

バックナンバー

最新記事

話題の記事