B+ 仕事を楽しむためのWebマガジン

経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

世界初リキッドタイプの2色ボールペンを開発
有限会社Vスパーク 代表取締役 川崎正幸

 
glay-s1top.jpg
インタビュアー 鈴木尚広(野球解説者)
鈴木 世界初となるリキッドタイプの2色ボールペンを開発なさったという有限会社Vスパークさん。川崎正幸社長は、文具の業界歴は長いんですか?
 
川崎 はい。大手の文具メーカーで25年以上、商品開発をしていました。その後、採算性を重視する大手企業では開発が難しい商品にも挑戦したいと考え、2004年頃に独立したんです。そして、試行錯誤を繰り返して今年2018年6月に完成したのがリキッドタイプの2色ボールペンです。すでに日本とアメリカ、中国で特許を取得していますよ。
 
鈴木 世界でも特許を取ったのはすごいですね! 一般的なボールペンとの違いはなんですか?
 
川崎 一番の特長は、キャップは1つでペン先が2つある構造です。くるりとペンを回すだけで、別のペンに持ち替えずに色を使い分けられるんですよ。例えば、このペンは黒と赤の2色で、学校の先生が採点するときや文章を校正するときなどの作業効率が向上します。また、このペンは黒1色です。でも、ペン先の太さが違うんですよ。年賀状や履歴書など、記入する部分によって文字の大きさを変えたい際に便利です。
 
鈴木 ペンを回すだけだから持ち替えなくていいし、通常の多色ボールペンのように別の色の軸を押し出す手間も省けて効率的ですね。ほかに特長はありますか?
 
川崎 ペン先にインキがたまる、いわゆるダマにならないので、滑らかで均一な文字が書けます。その秘訣がリキッドタイプのインキです。万年筆と同レベルの粘度の低さで、力を入れずに文字が書けるんです。ぜひ実際に書いてみてください。
 
glay-s1top.jpg
鈴木 すごく書きやすい! 細いペン先は万年筆のようで、太いペン先はサインペンのような書き心地です。筆圧を加える必要がないので文字をたくさん書いても疲れないですし、どんどん書きたくなりますよ! 川崎社長の長年の努力がこの書き味を生んだわけですね。
 
川崎 はい。構想は25年前からありました。しかし、リキッドタイプの2色ボールペンは中身の構造がとても複雑で、実現不可能だと考えられていたんです。それを私の経験と、日本が誇る精密加工の技術を融合することで実現したんですよ。
 
鈴木 まさに日本の技術と川崎社長の熱い思いが集約された商品だ。こういう商品が世界で評価されると思うし、評価されるべきだと思います!
 
川崎 ありがとうございます。何度失敗しても諦めずに完成させた商品ですので、ぜひ多くの方に使っていただきたいですね。
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
自分がやりたいと思うことに、とにかく集中して力を注ぐことですね。私はそこに満足感があるんです。山登りと同じで、どんなにきつくても頂上に立てばスカッとする。そんな風に目標に向かって、集中して仕事をすることが楽しさかなと思います。
(川崎正幸)
 

:: 企業情報 ::

有限会社Vスパーク

〒338-0001 埼玉県さいたま市中央区上落合2-3-2

ホームページ
https://www.v-spark.com/

 
 
 
 

アーカイブ一覧

分野で選ぶ

バックナンバー

最新記事

話題の記事