
インタビュアー タージン(タレント)
橋場 私は3歳からピアノを弾き、大学では合唱団の指揮者を務め、卒業後はクラシックの音楽事務所に勤務するなど、音楽と共に人生を歩んできました。しかし、主人が海外赴任中に事故で記憶障害と失声症になりまして。帰国後、私が自宅で仕事をすれば主人も元気になると考えて塾を始めたんです。その後、1996年に“音楽力”を提唱している先生と出会いました。
タージン どのような“力”だったのでしょう。
橋場 例えば、私が「夕焼け小焼け」を歌うと「未来の幸せを願う歌詞の温もりや、夕焼けが立ち上り、赤とんぼが飛ぶ情景を表現して」といった指導を受けました。おかげで、音楽を通じたコミュニケーションの大切さに気付いたんです。そして2015年に弊社を起業し、現在は言葉の力を鍛えるコミュニケーション力、接遇、営業力を向上させる研修や、公務員試験の面接対策などを指導しています。
タージン 最近の若者は、コミュニケーション能力に大きな課題があると言われていますね。

タージン 橋場代表の指導は、今の若い人たちを変えてくれそうですね。
橋場 研修では「こんなに話を聞いてもらえたことはなかった」と、感激する方もいらっしゃるんです。次にお会いすると、表情が明るくなり目の輝きも変わっています。今の若い人たちは自分を語れる場を持っていないのでしょう。私は日々の生活から家族や地域とコミュニケーションを取ることの大切さを伝えたいと思っています。今後は、若い人たちに気付きの場を提供し、生き生きとコミュニケーション力を育んでいただきたいですね。
タージン 橋場代表の指導は、年齢を問わず、多くの気付きを与えてくれそうです。これからはAIが人間に取って代わると言われていますが、そんな時代だからこそ、橋場代表のご活躍に期待しています!
「仕事を楽しむ」とは‥
皆さんが自分自身の素晴らしさに気付き、溌剌と、豊かになるきっかけがつくれたらいいな、という思いで仕事をしています。相手の喜びこそ、自分の喜び。受講生の方の、目が輝き始める様子を見るのが、何よりの楽しみですね。
(橋場由見子)