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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

怪我しにくい体を目指す家族で通いたくなるジム
KZS Training Gym 代表 上山利紀

 
プロフィール 兵庫県西脇市出身。小学生の頃にソフトボールを始め、中学から野球をプレー。高校時代は、一番打者、二塁手として甲子園を目指し、練習に 打ち込んだ。社会人となってからは長らく会社員として勤めるが、交通事故で我が子を亡くしたことをきっかけに自分を見つめ直す。そして、健康にポイントを置いたトレーニング理念を掲げ、KZS Training Gymをオープンした。
 
 
 
人生の幸福もアスリートの幸せも、健康な体があってこそ叶うもの。その思いから、怪我をしにくい体づくりに着目したトレーニングを指導するのが、2018年、兵庫県西脇市に誕生したKZS Training Gym(ケーゼットエス トレーニングジム)だ。本格的な競技者から運動経験のない高齢者まで、幅広い層を想定してつくられた空間は、ストイックながらカジュアルな雰囲気も。「家族で利用できるようなジムを」と語る上山利紀代表に話を聞いた。
 
 
 

悲しみの淵から立ち直り、ジムをオープン

 
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インタビュアー 畑山隆則(元ボクシング世界王者)
畑山 兵庫県西脇市市原町にあるトレーニングジム、KZS Training Gymさんにお邪魔しています。西脇市というとマラソンや野球の強豪校があるなど、スポーツが盛んな印象です。上山代表も競技歴をお持ちなんですか?
 
上山 小学生の頃にソフトボールを始めて、中学では野球を、高校では本気で甲子園を目指していました。でも、新3年生になろうかというとき、左腕の靭帯を怪我しましてね。夏の大会には何とか出場しましたが、以降は、本格的な競技からは引退しました。
 
畑山 なるほど。ジムのオープンは今年2018年と聞きました。何かきっかけがあったのですか?
 
上山 2016年に、当時中学2年生だった我が子を、交通事故で亡くしたことです。ショックから暴飲暴食に走りました。しかし、中学時代に野球部の部長を務めていた先生に、「今の姿を見たら子どもが悲しむんじゃないか」と励ましていただき、まずは自分の体型を元に戻すことから始めました。そうして体づくりに打ち込む中で、何かスポーツに関わることを始められないかと考え、ジムを開いたんです。
 
畑山 自分を変えたくてジムに来る方は多いと思います。上山代表がKZS Training Gymを始めたのも、新たなスタートを切るためだったんですね。