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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

明るく開放的な施設で
多様な福祉サービスを

 

フラワープラムは“第二の家庭”

 
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杉田 お話をうかがっていると、これまでの福祉施設のイメージが変わりますね。橋本理事長はもともと福祉のお仕事をなさっていたんですか?
 
橋本 私は大手デパートに勤務していました。もともと人と接するのが好きだったので、デパートの売り場での接客業はとても楽しかったですね。しかし、地元であるこの瑞穂町で仕事をしたいと考え、病院の医療事務に転職しました。病院内では高齢者の患者さんとお話しする機会が多く、そこで高齢者の方と接することに楽しさとやりがいを見出し、福祉の道へ進んだんです。
 
杉田 接客業で培われた経験やコミュニケーション能力が、福祉のお仕事にも活かされているわけですか。
 
橋本 ええ。やはり人と人とのコミュニケーションや信頼関係が一番大事ですからね。私は福祉もサービス業だと考えています。昔は「介護=お世話をしてあげる」と上から目線で仕事をしている人も多くいました。しかし、職員には「私たちはサービスを提供させていただいているんだ」という意識をもってもらっています。また、職員同士もコミュニケーションに対する意識も高めるようにしています。職員同士で挨拶ができなければ、利用者様に対してもできませんから。また、私を含めた職員が1つの部屋で仕事をすることで、自然とコミュニケーションが図れる工夫もしています。
 
杉田 職場内での取り組みも素敵ですし、利用者さんのご家族や地域の方も気軽に利用できたり、触れ合えたりすることにも力を入れているんですね。
 
橋本 はい。さまざまな活動を行っています。例えば、福祉や介護の取り組みを幅広い世代の方に知っていただくための「介護フェア」。地元中学校の吹奏楽部の演奏・保育園児の作品展示・福祉用具会社による車椅子や福祉用具の体験会・セミナー・施設探検など、施設に足を運んでいただき楽しみながら学べるイベントです。300名を超えるご参加がありました。
 
杉田 イベントを通じてどんな施設なのかを知っていただけるのは良いですね。事前に情報があれば、もし介護が必要になったときに慌てて施設を調べなくてもすぐにこちらにお願いできますから。
 
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橋本 ええ。これからの時代は、私たちが地域に出向き、積極的に地域住民と交流を持ち、信頼を積み上げていくことこそ、厳しい介護業界で生き残るための重要な活動であると捉えています。また同時に施設を開放することで、閉ざされた施設ではなく地域の中にある住まい、つまり“フラワープラムは第二の家庭”として、地域住民の方に信頼を勝ち得ていくのではないかと考えています。当施設は利用者様が楽しく過ごせる場所であり、ご家族の方にとっても、無理をせずに任せられる場所として信頼を得ていきたいですね。
 
杉田 本当に素晴らしいです、まさしくサービス業ですね! やはり、老人ホームや介護施設に対して閉鎖的なイメージを持っている方もまだまだ多いでしょうから。サービス業と福祉業って異なるお仕事のようだけど、すごく良い形でマッチしていると思います。サービス精神あふれる橋本理事長の目標もお聞きしたいです。
 
橋本 ほかの地域でも、同じ理念を持つ施設をつくりたいと考えています。また、個室対応ができる施設もつくりたいですね。そして、当施設のサービスや考え方を広めていきたいです。
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
何事もポジティブに考えることだと思います。福祉と簡単に言っても、とにかく奥が深いですから。さまざまな課題がある中で、最初からあきらめずにトライする。信頼できる職員たちとのチームワークで、その課題をどう乗り越えていくか。それが私の楽しみです。
(橋本幸雄)
 
 :: 事業所概要 :: 
  ■ 事業所名 社会福祉法人梅の樹会 フラワープラム
■ 所在地 〒190-1231 東京都西多摩郡瑞穂町大字長岡長谷部83-1
■ 事業内容 特別養護老人ホーム等の運営
■ 設立 平成11年3月
■ 従業員数 132人
■ 主な取引先 株式会社サンワ/八洲環境保全有限会社/青梅ガス株式会社/奥住運輸有限会社
■ ホームページ http://www.flowerplum.jp
 
 
 
 

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