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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

安心・安全の調味料で長きにわたる信頼を築く
いし本食品工業株式会社 代表取締役社長 福山康信

 
プロフィール 東京都出身。大阪の米穀店に勤務していた義父が東京で香辛料の行商を始め、1958年に「いし本香辛料店」として創業。1967年に法人化し、(有)いし本香辛料商会を設立する。1970年には株式会社化。1975年には社名を変更し、いし本食品工業(株)となる。現在は国内だけでなく中国にも工場を構え、主に業務用の調味料の製造・販売を手がけている。【ホームページ
 
 
飲食店などで使われる業務用調味料の製造と販売を手がけるのは、今年2018年に創業60周年を迎えた、いし本食品工業株式会社だ。香辛料の行商から興した会社を舵取りする代表取締役社長の福山康信氏は、周囲に耳を傾けて安心で安全な調味料を提供し続け、さらには工場の新設や業務改革にも乗り出し、社員が働きやすい環境をつくりあげたという。事業をスムーズに手がけながら、社員のやる気をも引き出す福山流経営術の真髄とは。
 
 
 

消費者の声で商品を開発

 
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インタビュアー 吉井怜(女優)
吉井 業務用の香辛料や調味料などの製造・販売を手がける、いし本食品工業さん。実はこちらへお邪魔する前にホームページを拝見したら、飲食店でよく見かける商品ばかりで驚きました!
 
福山 ありがとうございます。弊社は主に豆板醤やラー油といった中華調味料のほかに、和洋中のさまざまな業務用のたれやスープ、大手スーパーのプライベートブランド商品の製造と販売をしています。
 
吉井 業務用にもこんなに種類があるなんて知らなかったです。いし本食品工業さんの多彩な商品は、どのようにして生み出されるのか気になります。
 
福山 お客様のご要望によって新しい商品の開発や改善をすることが多いですね。例えば、現在ではパック納豆に当たり前のように入っているタレやからしも、かつては付属していませんでした。その当時、お客様から「醤油とからしをあらかじめ付けておいてほしい」とスーパーにご要望があったことが弊社の耳に入り、小袋に詰めたしょう油を製造したんです。すると、やがてそれが一般に普及していきました。お弁当に付属するしょう油やソースなどの小袋も同じですね。中でも、うなぎのかば焼きに振りかける山椒の小袋は、弊社が国内で初めて製造・販売したんです。
 
吉井 私たちが普段よく目にする小袋入りの調味料は、消費者の声に応える形で生まれたものだったんですか。今では当たり前のようですけど、当時は画期的だったと思いますし、本当に便利ですよね。
 
 
 
 

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