給排水設備・空調換気設備工事を手がける株式会社EM(イーエム)エンジニアリング。代表取締役の宮田英城氏は、いくつもの国家資格を持ち、業界歴25年を誇るプロフェッショナルだ。壁の中という見えない場所にある配管の工事はトラブルも多い。安さばかりを売りにした無理な工事より、長く安心して設備を使える工事を選んでほしい――そう呼びかける宮田社長に、女優の川上麻衣子氏も共感の声を上げていた。
ゼロからのスタートならと独立を決意

インタビュアー 川上麻衣子(女優)
宮田 そうですね。大学を卒業し、同じ業種の会社に就職したのが23歳のときでした。当時は、設備工事がどんな仕事なのかもわかっていませんでしたが(笑)。その会社で19年間の経験を積み、6年前の2012年に独立しました。
川上 25年ものキャリアを誇る宮田社長なら、どのような工事をお願いしても安心ですね! ちなみに、独立なさったのは何かきっかけがあったのでしょうか。
宮田 私はもともと独立願望があったわけではなく、勤めていた会社でもそれなりのポジションと部下を与えられていました。ただ、長く勤める中で、会社の経営方針や考え方と、少しずつズレが生じてしまったんですよ。そして、1人で新規事業部への異動を命じられた際、「同じゼロからのスタートなら、自分でやりたいことを始めよう」と、独立を決意しました。