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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

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兄の思いがけない一言に押されて新会社設立

 
杉田 裏方の仕事というと、機材の運搬とか、そういったお仕事が思い浮かびます。
 
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奥村 もちろんそれもあります。しかし、直接の運搬は各業者さんがやってくださいます。弊社のマネジメント業務は、芸術活動に伴う細かい作業全般を手配し、予定通り進行できているかどうか、全体を統括する立場の仕事。公演全体費用の計算から、演奏以外の部分のすべてを担っているんです。仕事としてマネジメントを本格的にするようになったのは2008年、ある音楽事務所に入社した頃からでした。
 
杉田 会社員としてマネジメントのキャリアを積み始めたんですね。いずれ独立したいとお考えだったんですか?
 
奥村 いえ、自分が経営者になるなど想像もしていませんでした。お世話になった前職の社長がご高齢で、私が入社して3年経った頃に「会社をたたみたい」とおっしゃったんです。それで私に、「事業を引き継ぐか? 社長交代ではなく、新しい会社をつくってやってもらえないか」と言われたんですよ。
 
杉田 予想外の展開ですね。決断するまでさぞかしお悩みになったでしょう。
 
奥村 ええ、すごく。突然のお話で、しかも結婚したばかりでしたから、迷いに迷って、一度は主婦業に専念しようかとも考えたんです。ところが、事情を知った兄が突然訪ねてきて、「お前には音楽の世界で歩ける道がまだあるのに、自分から歩みをやめて立ち止まってほしくない」と励まされたんです。兄の言葉に、目が覚める思いでした。
 
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杉田 素敵なお兄さんですね!
 
奥村 本当にそうですね。兄の一言がなかったら、今の私はないでしょう。そうした後押しがあって、2011年に弊社を立ち上げました。
 
杉田 会社設立から今年で丸7年。現在の事業で、大きな柱となっている事業について教えてください。
 
奥村 コンサートの制作・運営事業ですね。前の会社から引き継いだ大阪芸術大学の演奏会や舞台公演。大好きな母校の仕事ができて幸せです。そして、日本が世界に誇るコンサートホールの1つで、大阪市北区にあるザ・シンフォニーホールの自主公演の制作にも一部携わっています。大変著名なアーティストの方々と一緒に演奏会をつくることができ、とても光栄です。
 
 
 
 

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