B+ 仕事を楽しむためのWebマガジン

経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
プロフィール 東京都出身。建築資材を扱う会社に入社し、福島将一氏と出会う。東日本大震災後、知人から放射線の測定や除染、土地家屋調査の協力を請われ、福島県郡山市に移住。その後、福島氏を迎え独立し、測量や水道図面調査を手がけるように。2018年1月には法人化を果たし、非常用発電機の負荷試験の請け負いを事業の柱とした。【ホームページ
 
 
 
商業ビルや高層マンション、病院、劇場など様々な施設に設置されている非常用発電機には、年に一度の負荷試験が義務づけられている。しかし、その実施状況は極めて低いのが現状だ。いざというときに非常用発電機を正常に作動させ、二次災害を防ぐためにも負荷試験は受けなければいけない。埼玉県八潮市で、非常用発電機の負荷試験を請け負う株式会社プロスパーの代表取締役・駒田牧央氏は強く訴えるのだった。
 
 
 

非常用発電機は年に一度の負荷試験が義務

 
glay-s1top.jpg
インタビュアー 川上麻衣子(女優)
川上 商業施設や病院など、多くの人が集まる場所に設置されている非常用発電機。発電機には年に一度の「負荷試験」が義務づけられており、その試験を実施してくださるのが埼玉県八潮市のプロスパーさんだそうですね。今日は駒田社長と福島副社長に、負荷試験とはどのようなものか、なぜ、定期的な試験が必要なのかを教えていただこうと思います。
 
駒田 わかりました。現在、全国の施設には約130万台の非常用発電機が設置されています。そして、消防法では「年に一度、定格の30%の負荷をかけた出力試験」をすることが義務づけられています。これは、電気事業法に基づいた月に一度の「無負荷運転」とはまったく別のものなんです。では、どうしてわざわざ発電機に負荷をかける試験をしなければならないのか。それは、無負荷運転による試験だけでは、非常用発電機のエンジン内に積もったカーボンを除去することができず、いざというときに発電機が動かない可能性があるからなんですよ。