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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

避難生活を快適にする
話題の「段ボール枕」

 
 
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川上 緊急時なのに、救援物資がいつ届くかわからない。そんなときでも、この段ボール枕があれば不安を感じずに済みますね。ちなみに、収納するアイテムは変更することも可能ですか?
 
坪川 はい、ご相談に応じることができますよ。個人のお客様の場合は、アイテムのない枕だけの状態で販売することも可能です。
 
川上 段ボールで使いやすい枕をつくろう、しかも、避難生活に役立つグッズを収納しようという斬新なアイデアは、いったいどのようにして生まれたのでしょうか。
 
坪川 きっかけは、東日本大震災や熊本地震ですね。テレビで被災地のニュースを見ながら、段ボールを扱う会社として何か貢献できないかと考えたんです。実際に避難生活を経験した方にお話をうかがってみると「ジャンパーを枕にして寝たが、とてもつらかった」という声が。ならば段ボールで使いやすい枕をつくろう、便利なグッズも収納しておこうというアイデアが浮かびました。
 
川上 でも、段ボールの枕を開発するのは難しそうですよね。完成までご苦労も多かったことでしょう。
 
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坪川 試作品を学校の避難訓練や防災イベントなどで使っていただいた際は、「ゴツゴツして寝られない」「髪の毛がひっかかる」などのご意見が多かったですね(笑)。しかし、何度も改良を重ねて寝心地のいい枕が完成しました。昨年2017年には、葛飾区で生み出された選りすぐりの商品に与えられる、「葛飾ブランド」の認定もいただいたんですよ。
 
川上 すると今年は、いよいよ段ボール枕が普及する年になりそうですね!
 
坪川 ええ。現在は近隣の町内会やPTA、保育園、学校、自治体などで購入していただいており、口コミでどんどん広まっているところです。
 
川上 地震などの災害は、いつ襲ってくるかわからないもの。十分な備えをして困ることはありませんし、その中に段ボール枕があればとても心強いと思います。
 
坪川 川上さんがおっしゃる通りですね。災害は起こらないに越したことはないとはいえ、現実にはいつ起きるかわかりません。でも、最悪の事態に備えておくことはできるんです。段ボール枕は、弊社の従業員と共に、全員でつくり上げた商品です。ぜひ、1人でも多くの方に災害への準備をしていただきたいですね。
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
よく遊ぶことです。遊ぶためにも、しっかり仕事をする。目標を持って楽しむことが大事ですね。
(坪川美明)
 

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