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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
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インタビュアー 城彰二(サッカー元日本代表)
 TAAS(ターズ)株式会社さんでは、企業や個人による社会貢献に特化した世界初の循環型Webサービス「e-Pod」の運営をされているそうですね。一体どんなサービスなのか、教えてもらえますか?
 
大越 はい。まず法人向けサービス「e-Pod for Business」を、2017年9月末に開始しました。個人向けのほうは、2019年10月からのスタートを予定しています。法人向けを例に説明しますと、e-Podとは、経費を削減しながら企業の社会貢献であるCSRに取り組めるサービスです。具体的に言うと、オフィスで出るプリント用紙や廃棄書類、チラシなどを専用のボックスに詰めて送るだけで、それらを再処理・加工してつくられたコピー用紙やメモ帳などのオフィス用品を、還元アイテムとして受け取ることができます。
 
 へぇ、他にもノートやコースター、紙でできた名刺入れなんかもあるんだ。どれもシンプルでオシャレなデザインだから、オフィスで使っても全く違和感がないでしょうし、サービスのことを知っている人なら、再資源化の産物だって一目でわかるところもいいですね。企業の要でもある経費削減と、社会貢献であるCSRへの取り組みを両立できるのは、企業にとっても有益でしょうし、さりげなく「うちもこういう取り組みをしている」とアピールできるんじゃないでしょうか。
 
大越 ありがとうございます。使わなくなった紙類を自分たちで集めて発送するというリアルなアクションと、インターネットを駆使したバーチャルな仕組み──この2つをかけ算したサービスだと思っております。
 
 世界初のサービスというのもすごいですよね。どういうきっかけでこのアイデアを思いついたのか気になります。
 
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大越 最初は本当に個人のレベルで、こんなことできたらいいな、と思っていただけなんです。もともと私は、自宅の郵便ポストをつい放ったらかしにする癖がありまして。2〜3週間に一度、溜まった郵便物や投げ込みのチラシをより分け、ごみ箱に捨てるという繰り返しでした。
 
 ああ、わかります。気が付くとすごい量になってるんですよね(笑)。
 
大越 ええ。私自身、それを当然のこととして受け入れていたのですが、あるときにふと、この大量の、一瞬で不要になってしまう紙束を、ただ捨ててしまっているのはもったいないなと思ったんです。そして、もしも自分の生活に身近な、ノートやメモ帳なんかに生まれ変わってくれたら、きっと愛着をもって使えるんじゃないかと考えるようになりました。