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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

積み重ねた知識と経験で
長く暮らせる家をつくる

 

今後は本物の大工の育成にも注力して

 
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畑山 法人化されたのが、2015年。3期目という節目を迎え、今後どのようなことに挑戦しようとお考えですか?
 
山本 現在もすでに行ってはいるものの、和歌山県のイベントや催事にもっと関われたらなと考えています。地域貢献によって、地元を盛り上げることができれば最高ですね。
 
畑山 これまでどのようなイベントに協力されたのでしょう。
 
山本 工作教室です。和歌山県には良質の杉が多いので、それを用いた工作イベントを、子どもたちを対象に開催しています。大工道具を使って工作を楽しんでもらうんです。カナヅチの音って遠くまで響くでしょう。その音に誘われて、近隣のご家族も自然と集まってきて、いつもなかなか盛り上がるんですよ。
 
畑山 カナヅチを握ったことがない、という子どもが最近は増えているでしょう。非常に新鮮な体験だと思います。
 
山本 ええ、この工作教室を通じて、大工という職業に興味を持ってもらえれば嬉しいです。実は、技術の発達によって釘を打つ機械なども普及しており、職人ですら満足にカナヅチを扱えない人も増えています。でも、機械頼みだと、いざというときの対応ができません。
 
畑山 先ほどおっしゃった、臨機応変な対応力ですね。
 
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山本 その通りです。新築なら床を張ってから壁をつくりますが、リフォームでは壁のあるところに床を張ります。床材を削って壁に合わせるという作業は、手仕事でないと難しいんですよ。そういったイレギュラーな工法にも対応できる、“本物”の大工を育てたいというのが、私の率直な思いですね。
 
畑山 山本社長のお話をうかがって、我々依頼する側にも職人さんを見極める目が必要だなと感じました。そこで最後に、ずばり聞いておきたいのが、良い職人さんの判断方法です。
 
山本 自分にとって相性が合う職人さんが、良い職人だと思います。YESもNOもはっきり言えない職人が相手だと、納得のいかない仕上がりになることもありますからね。腕の良し悪しもあるでしょうけれど、まずは人としての相性が大切ですよ。
 
畑山 人が家を建てるんだという、山本社長の職人魂が伝わってきます。だから山本社長の手がける家は、血の通った温かい家になるんでしょうね。本日は熱く、ためになるお話をありがとうございました!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
人と会い、会話をすること。人とのつながりが大切です。
(山本敏貴)
 
 :: 会社概要 :: 
  ■ 社名 T・CRAFTヤマトシ株式会社
■ 本社 〒640-8462 和歌山県和歌山市粟367-28
■ 事業内容 新築・リフォーム・店舗工事
■ ホームページ https://www.yamatosi.jp
 
 
 
 

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