B+ 仕事を楽しむためのWebマガジン

経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
プロフィール 東京都出身。学業修了後、特別職国家公務員・参議院事務局参事として勤務。その後、親戚の誘いで調理器具の輸入商社に転職する。その経験を経て、婚礼用の焼き鯛の加工会社を設立。業界トップの企業に成長させた。時代の変遷で需要が減ったことで業態転換するなどした後、会社を売却。大手給食会社に入社し、病院・福祉施設の受託給食事業のノウハウを積む。同業種を天職と感じ、2016年に5月(株)ロイヤル・フーズを設立した。【ホームページ
 
 
 
全国の高齢者施設や福祉施設などを対象に、給食の受託サービスや直営化のコンサルティングを手がける株式会社ロイヤル・フーズ。代表取締役の吉見淳氏は常に、“まごころ”とは何? と自身に問いかけている。関わる人たちと常に笑顔で接し、挨拶もしっかりする――。そうした気遣いが利用者の感動を呼び、心が通い合う食生活の実現につながるのだ。
 
 
 

給食受託と直営化の支援コンサルティング

 
glay-s1top.jpg
インタビュアー タージン(タレント)
タージン 兵庫県伊丹市を拠点に、高齢者施設や福祉施設などの給食事業を手がけるロイヤル・フーズさん。御社では各施設が給食事業を直営化するためのコンサルティングも行っているそうですね。この2つを同時に手がける理由を教えていただけますか。
 
吉見 それは小規模の施設様が、弊社に給食事業を委託したいとお考えになった場合、どうしてもコストが合わずお引き受けできないケースがあるからです。そのままだとそちらの施設の運営者や入居者の方は困ってしまいますよね。弊社には、入居者が20名を下回る様な小規模な施設でも、食事提供を自社運営化することで費用を抑えつつ、おいしい料理を提供できるノウハウを持っています。それを惜しみなくご提供したいという思いがあるので、両方を手がけているんです。
 
タージン なるほど。給食受託事業と直営化コンサルティングは、一見すると相反する事業に思えます。でも、どちらも根底にあるのは施設の入居者さんにおいしい食事を楽しんでいただきたい、食で人生を豊かにしていただきたいというお気持ちなんですね。吉見社長が、なぜ給食サービスの会社を立ち上げることになったのか興味があります。ご経歴をお聞かせいただけますか?
 
吉見 私はもともと公務員だったんです。国会の参議院の職員でした。ところがある時、調理器具の輸入商社を経営しているおじに誘われて、その会社に転職することになりまして。そこで勤めているうちに、当時は珍しかった、結婚式場向け焼き鯛を加工・製造する会社を創業することになりました。