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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
プロフィール 沖縄県出身。建築関係の事業を手がけていた先輩に誘われ、上京して事業を手伝う。そこで数年働いた後、転職して運送業に従事。16年間にわたって働くも、経営方針に疑問を持ち退職。兄が建具職人であることから、自らも同じ道を目指そうと考えるが、運送会社在職中に取り引きのあった協力会社や顧客から取引継続の強い要請を受け、2000年に有限会社ユウ・エスラインを設立した。【ホームページ
 
 
 
一般の運送会社では取り扱いが難しい精密機械を載せ、日本全国を駆け巡る、有限会社ユウ・エスライン。道路を颯爽と走る同社の赤いトラック内は精密機械を守るため、空調設備で一定の温度に保たれ、庫内カメラが設置されている。上地潔代表取締役曰く、ドライバーにも、機械を丁寧に扱うと同時に運搬時の危機管理を徹底させているという。3年後の2020年には創業20周年を迎える同社を、タレントの石黒彩さんが訪問した。
 
 
 

整備されたトラックで精密機械を輸送

 
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インタビュアー 石黒彩 (タレント)
石黒 ユウ・エスラインさんは、運輸業をされているそうですね。中でも、特殊な貨物運送を手がけているとうかがいました。
 
上地 はい。半導体装置や化学機器、医療機器など、精密機械の輸送に特化しています。
 
石黒 精密機械というと、振動や衝撃に弱いですよね。トラックで輸送するのは難しそうです。
 
上地 最近のトラックは、車の衝撃を吸収する性能の良いエアサスペンションが装備されているので、振動についてはそれほど心配ありません。ただ、重量物が多いので、荷物の積み卸しには非常に気を遣います。また、それ以上に慎重にならないといけないのが、結露です。精密機器にとって結露は命取りになるため、それを防ぐべく、弊社のトラックは設置場所と同じ温度に保てるよう、空調設備を装備しています。
 
石黒 保冷車や冷凍車を見かけることはありますが、空調設備を装備したトラックがあるなんて知りませんでした。
 
上地 加えて弊社のトラックには、庫内カメラも設置しています。昔は走行中に荷物の状態が気になると、一度停車して運転席から降り、庫内を確認していました。でも今は走行中でも荷物の状態を確認できるので、時間のロスをなくすことが可能になりましたね。そんなふうに、トラック内の環境にはとても気を遣っているんです。