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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
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インタビュアー 城彰二(サッカー元日本代表)
 東京都八王子市のパッションフルーツの浜中園さん。お名前の通り、パッションフルーツを栽培しておられるんですね。
 
浜中 はい。農家仲間が、東京の亜熱帯・小笠原諸島に栽培の様子を見に行ったら、おいしさに感動して「つくろうよ」と話を持ちかけてきたんですよ。それで私も賛同し、2010年頃から本格栽培に入りました。亜熱帯気候の地域以外でも栽培可能と知っていましたし、南国で栽培するものより収穫時期が遅いので、シーズンのずれがビジネスチャンスになるんですよ。
 
 収穫時期の違いが強みになるのか。でも栽培は手間がかかるでしょう。
 
浜中 花が1日しか咲かず、その間に受粉させないと、身の詰まった果実ができませんからね。朝の9時頃に咲き、15時頃には閉じるので、1個ずつ手作業で受粉させています。
 
 そんな忙しい中で、若い生産者の組合で活動もされているとうかがいました。
 
浜中 人によって栽培のタイミングや土壌が違うので、情報交換や糖度検査を行っているんですよ。また、生の果実では販売時期が限られるので、ジュースやジャム、ケーキなどの加工品にも挑戦中です。パッションフルーツを使った八王子の特産品を生み出すべく、クラウドファンディングも始めたので、多くの方にご参画いただきたいですね。
 
 素晴らしい情熱と行動力です。このプロジェクトが盛り上がれば、地域興しにもなりそうだ。
 
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浜中 そうなるよう、八王子の産業活性化を目指すサイバーシルクロード八王子という団体と協力して進めています。味には自信があるので、今は知名度向上が1番の課題ですね。実は、今年2017年から都内で販売予定でして。3年後の東京オリンッピックはアピールの良い機会になるので、多くの方に食べていただけるよう頑張ります。
 
 酸味と甘味のバランスが絶妙なおいしい果物ですから、魅力を伝える機会が増えればいいですね。最後に、浜中代表にとって農業の醍醐味とは?
 
浜中 栽培で大切なのは、水、肥料、そして、作物に対する熱意。一生懸命育てたものが収穫という結果になり、お客様の「おいしかったよ」という声を聞けると、励みになります。天候の影響などがある中で生産物を納めなければならないのはプレッシャーですが、楽しみでもありますね。
 
 僕もファンの方に「いいプレーだったね」と喜んでもらうと、サッカーをやっていてよかったと思いましたから、お気持ちがよくわかります。これからも頑張ってください。
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
自分が頑張ったことに対して結果が出せたときです。成果物の先に、お客様の笑顔が見えると思うと、仕事の一つひとつが楽しいですね。
(浜中俊夫)
 

:: 事業所情報 ::

パッションフルーツの浜中園

〒193-0802 東京都八王子市犬目町385

ホームページ
http://hamanakaen.com
クラウドファンディング
https://faavo.jp/tokyohachioji/project/1879