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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
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インタビュアー 比企理恵(女優)
比企 木製の玩具を製造するコイデ東京さん。可愛らしい玩具がたくさん置いてありますね! どれも懐かしく、温かみがあります。何の木でつくられているのですか?
 
目黒 ブナです。ブナは適度な堅さがあって、ささくれができにくい素材でして。海外でつくられた安価な木製玩具は他の木材が使われており、最初は手触りがよくても、使っているうちにすぐささくれができます。
 
比企 子どもが触るものだけに、ささくれができると危ないですね・・・。
 
目黒 はい。弊社では東北地方で育ったブナを用いています。本来、木材は木の中心に近い、密度の高い部分が木工に向いているんです。しかし、密度の高い部分は色が濃く、いっぽうで消費者に人気があるのは白い木材。高い密度と白さの両方を保った木材を探すのは一苦労ですよ。
 
比企 そういったご苦労があるとは知りませんでした。目黒社長がこれまでつくられた中で、特に自信を持っておられる商品はどれですか?
 
目黒 妥協してつくった商品は1つとしてありませんから、どれも私にとっては自信作であるものの、百貨店などを通じてお客様から人気が高いのはこの「汽車ポッポ」という商品です。
 
比企 子どもが押したり乗ったりして遊ぶ、汽車の手押し車ですね。最近は樹脂製のものが多い中、やっぱり木製のものは独特の趣があります。
 
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人気商品「キンコンボール」。木の温もりを感じられる
目黒 木をふんだんに使っているので重量があり、安定感は抜群。お子さんが体重をかけても車体が浮いたりひっくり返ったりすることはありません。また、押して車輪を回すと・・・。
 
比企 あっ、汽笛が鳴りました! とても優しい音色。どのようにして音が鳴る仕組みになっているのでしょう。
 
目黒 車輪が回ると、内部にあるふいごが作動して汽笛を鳴らす仕組みになっています。また、7cmほどバックすると車輪に抵抗がかかるようにもなっていて、お子さんが後ろに下がりすぎて転倒しないようにも工夫しているんです。