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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

安全意識と団結力で前進
栃木の若き鳶職人集団

 

師弟制度と社内イベントで若手を育成

 
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比企 人命が最も大事ですものね。安全集会の他にも、何か工夫されていることはありますか?
 
山上 弊社では鳶職未経験の職人や若手の職人に、必ず先輩を1人、直属の親方として付けて指導させています。当初は「その親方がいないと、若手は何もできなくなるじゃないか」と否定されたこともあるのですが、実際にはこの師弟制度で離職率が下がり、安全意識も高くなりました。私を含め、自分たちは若く経験も浅いからこそ、「こうしたほうがいいんじゃないか」と思ったことは、その都度柔軟に取り入れるようにしています。
 
比企 その制度のおかげで、より一致団結して仕事に取り組めるようになったと。マンツーマンなら建設現場での教育も行き届くでしょうね。
 
山上 おっしゃる通りで、現場周辺や通行人の方に対する鳶職の印象も、より良い形に変えていかなければいけません。なので弊社のスタッフには、周囲の方への挨拶をしっかりするなど、礼儀についても徹底的に指導しています。
 
比企 今は建設業もサービス業に近くなってきましたし、そうやって現場での態度や印象を良くすることも重要ですよね。
 
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社内交流のための飲み会や行事を豊富に開催。仲間意識を育む
山上 はい。もはや現在の建設業はサービス業とイコールです。その中でゼネコンなどの施主様から選んでいただける会社になるには、自分たちにできることは何でも取り組まなければ、と思っています。
 その他にも、まだ若く、鳶の仕事にプライドを持つことができない職人に、やりがいや楽しさを感じてもらえるよう社内で工夫をしていまして。その一環として、仕事を離れたプライベートでも友情や仲間意識を高められるよう、バーベキューや花火大会、忘年会などを開催しています。さらに弊社では、スタッフ13名全員の歓迎会や誕生会も開いているんですよ。
 
比企 へぇ~、社内イベントが盛りだくさんですね! 誕生会までするというのは珍しい気がします。皆さんの反応はいかがですか?
 
山上 男ばかりの誕生会ですから、最初はあまり乗り気ではありませんでしたね(笑)。でも、それは仲間が自分の誕生日を祝ってくれることの嬉しさが、わかっていなかったからだと思うんです。現に、今は祝ってもらえる順番が回ってくると、そのありがたさが身に染みるみたいです(笑)。
 
比企 仲間に誕生日を祝ってもらえるんですもの、それは嬉しいはずですよ!