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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

安全意識と団結力で前進
栃木の若き鳶職人集団

 

安全意識を高めるために安全集会を実施

 
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比企 やはり思いきったチャレンジには、それを支えてくれる人が側にいるものですね! ところで、鳶というのは厳しい世界でしょう。現場では常に職人さんたちの怒鳴り声が飛び交っている、というようなイメージがあります(笑)。
 
山上 まあ、実際にその通りではありますね(笑)。私自身独立してしばらくは、自分が経験したように、若い職人を怒鳴ってしまうことがありました。でもそうすると、いつの間にか人が離れていってしまうことに気付いて、ようやく「このままではいけない」とわかったんです。なので今は、自分がされて嫌だったことは、若い職人たちにもしたくないなと思っています。
 
比企 素敵な心遣いですね。山上社長は、今も現場に出ていらっしゃるんですか?
 
山上 今までは現場にも出ていましたが、昨年からは経営者としての業務や営業に専念しています。現場は弊社の専務と常務、そして協力会社の社長さんが3トップで見てくれているので、安心して任せているんです。
 
比企 それは頼もしい! 足場建設というと、高所で作業されるお仕事ですよね。安全面への配慮は、どのようにされているのでしょう?
 
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山上 特に弊社は、高層マンションの足場建設などをしているため、高所での作業がほとんどです。ほんの少しのミスが事故を引き起こす可能性もある仕事だけに、月に1度は社内で「安全集会」を開いています。この集会では必ずスタッフ全員に意見を述べてもらい、安全への意識を高められるようにしているんですよ。
 
比企 全員参加で徹底していらっしゃるんだ。でもきっと若いスタッフにとっては、耳の痛い意見も多いのでしょうね。
 
山上 そうですね。弊社には16歳の職人もいまして、私もその年齢の頃には「安全第一」と言われると「ああ、うるさいな~」なんて思いましたから(笑)。でも、万が一にも事故を起こしてしまったら、その影響は弊社だけでなく全国の建設現場に及びます。だからこそ、安全面を徹底的に指導することをおろそかにできないんですよ。