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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

快適に住める健康住宅を 
多彩な経験のプロが提案

 

苦労をして建築現場のノウハウを習得

 
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山本 これまでの仕事とのギャップもあって、ご苦労もされたんじゃないですか。
 
宝田 はい。仕事内容もその土地の地理も、使われている方言もわからないので、三重苦の日々でした。建築の勉強もしておらず、知識も資格もない。そのうえ現場の工事を全く知らないため、施工部門で現場経験を積むことになりました。しかもそれが、40歳からの手習いです。現場に行っても何をどうしていいかわからなかった。ただ、毎日現場に詰める中で、職人さんや現場に入る様々な施工業者の親方らにいろいろ教えていただき、机上の空論ではない、実学としての建築を身につけることができました。
 
山本 苦労を重ね、結果として新たなノウハウを身につけられたと。
 
宝田 その経験があったからこそ、定年退職を機に独立できたと思います。
 
山本 約40年のキャリアを積んで起業に至ったのは、その経験の賜物なんですね。現在は健康住宅の建築にこだわっていると聞きました。何か理由があるんですか。
 
宝田 先ほどお話しした長女がアトピーだったことがきっかけです。長女が生まれてからずっとマンション暮らしでしたが、2000年頃、住まいに問題があるのではないか? と考えて戸建住宅を建てる決心をしました。それで使用する建材を調べ始めたら、そのほとんどに有害な化学物質が含まれていることがわかったんです。
 
山本 えっ? 有害物質が含まれる建材も、普通に使われているんですか?
 
宝田 ええ。国が定める規制基準が甘いんです。私はその当時、半年間にわたって建材や建築方法の研究をしました。その成果を結集して健康的に暮らせる家を建てたら、娘のアトピーを改善できたのです。
 
山本 娘さんのために試行錯誤し、“本当の健康住宅”を建てることに成功したんですね! 効果を体験されたからこそ、健康住宅をお勧めする仕事をされているわけだ。
 
宝田 そうです。その頃、仕事の一環として自社商品の徹底的な見直しをすると共に、建築家さんとのネットワークを構築し、新たなビジネスの可能性を探っていました。また、徹底したエリアマーケティングを実施し、事業効率アップを図ったのです。さらに収益商品の企画、中小零細工務店の課題改善にも取り組みました。結果、2002年から2011年にわたり、トップクラスの住宅を供給し続けるという成果を得られた。LIXILの住宅コンテストで大賞も獲得し、名実共に日本一の家づくりをした実績ができました。
 
 

人生最大の買い物を強力にサポート

 
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山本 頼もしいご経歴です。ご自身も施主として健康住宅を建てたご経験があるから、真の意味でのユーザー目線になれる。しかも、これまでに培ったマルチな経験を活かして提案ができるのは、大きな強みですね。
 
宝田 はい。私は、建築の素人からスタートしましたから、業界に迎合しない施主様目線・市場目線で仕事ができます。健康に配慮した快適な住まいを求める方々に正しい情報や素材、そして施工法をお伝えし、より良い住宅を提供したい。数千万円もかかる、施主様の人生で最大の買い物を絶対失敗させない。それが私の使命です。
 
 
 
 

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