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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
プロフィール 神奈川県出身。1983年に外食・給食事業を展開するシダックス(株)に入社し、22年間にわたり、産業給食の仕事に従事。その後、別の会社でも約10年間経験を積み、2016年4月にグランセスフード(株)を東京都足立区に設立した。現在は給食業務の受託や給食経営コンサルティングなど、産業給食に関わる事業を幅広く手がけている。【ホームページ
 
 
 
職場や病院、学校などでの生活に日々欠かせない給食。用意するには人手が頼りで、人件費や食材費などのコストと、おいしさや衛生面のバランスを取ることは難しい。そんな分野でコンサルティングをはじめ、給食業務の受託、厨房設備の設計・施工から販売までも手がけるのがグランセスフード株式会社だ。豊富な経験を土台に、調理の負担軽減や大胆な機械化にも取り組む林周一代表取締役に、調理の環境改善の有用性について聞いた。
 
 
 

産業給食業界30年以上の経験をもとに起業

 
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インタビュアー 吉村禎章(野球解説者)
吉村 グランセスフードさんでは、給食業務の受託や給食経営のコンサルティングなどを2016年の春から手がけられているそうですね。「給食」と聞いて学校の給食を真っ先に思い浮かべたのですが、取引先はもっと幅広いのでしょうか?
 
 そうですね。我々の業界では「産業給食」と呼んでいまして、学校や幼稚園の他、企業、病院などの各種施設の給食も対象に含みます。
 
吉村 そうなのですね。林社長は以前からこの業界に?
 
 ええ。この業界に入って30年以上になります。給食事業の大手に22年勤めた後、別の会社に10年近くいました。
 
吉村 大ベテランですね。それだけ経験豊富な林社長が独立に踏み切ったのは、どんな理由からだったのでしょう。
 
 やはり社長にならないとできないことがたくさんあるなと気付きました。特に給食会社として自社を売り込むだけでなく、コンサルティングにも手を広げようと思うと、最終的に自分でする以外にないと思いました。それに人生1回きりだ、という思いが後押しとなり、起業にいたった次第です。
 
吉村 産業給食のコンサルティングとは、具体的に何をされるのですか?
 
 施設を経営する会社と給食業者の間に立って、両者が共生できるよう、Win-Winの状態に持っていくのが私の役割です。どちらか一方だけ得をして、もう一方が泣くような事態にならぬよう、双方の希望をよく汲んで折衷案をつくり、提案しています。