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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

実務の楽しさを伝える
クレーン教室で人材育成

 

「大胆かつ繊細である」ことが成功の鍵

 
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畑山 仕事の話をお聞きしていて、エネルギッシュな坂野社長の力があってこそ、クレーン車のポテンシャルも最大限に発揮されているように感じます。それに長年この業界でご活躍されていますし、まるで体の一部のようにクレーン車を動かせるのでしょうね。
 
坂野 「体の一部のように」かはわかりませんが、クレーン車に絞って15年近く携わってきているので、それなりの自信はありますよ。あえて言うと、30歳の頃は京都で一番の腕だったという自負があります。
 
畑山 おお、すごい自信ですね。よくテレビでショベルカーの先に筆をつけて習字をしているのを見ます。あれに近いことって、できますか?
 
坂野 できますよ(笑)。1番得意だったのはクレーン車で吊った割り箸を、ビール瓶の口に挿すことでした。しかし1度、どんぶりに目一杯入れられたラーメンをこぼさないようにクレーンで運んでいる人を見て驚きましたね。繊細な動きを必要としますから、生半可な腕では絶対にできません。
 
畑山 何にせよ驚きです(笑)。しかし、そこまで技術を高められたのも、坂野社長がクレーンオペレーターとしての心得を持っていたからだと思うんですよ。何か大切にしていたことがあれば、うかがいたいなぁ。
 
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繊細さと大胆さを兼ね備えた操縦が早乙女重機の強み
坂野 まずは緊張しないこと。操縦しているときもそうですし、お客様と接しているときもです。ご依頼を受けて成り立っている商売ですから、自信のある姿でお客様に接する必要があります。
 
畑山 なるほど、緊張をしないことですか。坂野社長の場合、緊張をしないからこそ、先ほどのビール瓶と割り箸の話のような繊細な操縦ができるのかもしれませんね。
 
坂野 私は「大胆かつ繊細である」ことが必要だと思います。ニュートンの法則には逆らえません(笑)。「何かを吊り下げている」状況というのは「落ちるかもしれないリンゴ」と同じなんですよ。もちろん、ワイヤーの強度には気を配っているものの、1つのミスが大惨事につながります。その緊張感の中で「ミスを恐れない」大胆さを兼ねることで、仕事を失敗せずやり遂げられるのではないでしょうか。

 
 
 

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