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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
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インタビュアー タージン(タレント)
タージン 本日は、よろしくお願いします。
 
松下 こちらこそ、よろしくお願いします。
 
タージン さっそく、カウンセラーである松下さんの半生をお聞かせください。
 
松下 幼い頃に母が心の病にかかり離婚し、親戚をたらい回しにされ育ったんです。幼いながら、居場所のなさを感じていました。再婚した父に引き取られたものの、継母からは怒られるだけの日々でした。ただ、子どもの頃から人に相談を受けることが多く、いつも「太陽のように明るいね」と言われていましたね!
 
タージン 確かに、辛いご経験をなさったにも関わらず、とても明るいのが印象的です。
 
松下 私自身が闇を抱えていたので、相談してくる子たちの苦しみを感じることができ、それが相手にも伝わるのでしょう。あだ名が「きこべえ」だったので、「困ったときのきこべえ頼み」なんて言われたこともありました。
 
タージン 辛い気持ちへの共感があるからこそ、自然と相手も心を開くのかもしれません。「きこべえ」は「聴こべえ」という意味もあるのでしょうね。その後は?
 
松下 短大卒業後に就職した日本板硝子で大恋愛をして、結婚も決まったんです。ところが、私の親の勝手で相手の家から信用を失い、私は両家の板挟みに。心が潰れ、自傷行為を繰り返すようになってしまって。彼は最後まで支えてくれましたが、最終的に私が身を引き、退職しました。退職後は、問題のある会社に転職しては、解決すれば追い出されるばかりで。その度に乗り越えてきたものの、転職先に限界がきて今に至ります。
 
タージン そんな壮絶な経験を・・・。いったい、どのように立ち直ったのでしょう。
 
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松下 一番ひどいときは、心の居場所がなくなり、自分の行為を否定し、その否定する自分を否定するという繰り返しでした。そんな1秒1秒が恐怖だったとき、線路に転がった空き缶を「自分や」と思ったんです。本来、ゴミ箱に捨てられるべき空き缶が、線路に転がっているなんておかしい。でも、現実に転がっている。自分も、現実にこうやって生きている――と。底なし沼の底にたどり着き、再び昇り始めました。
 
タージン 辛い体験を乗り越えてこられた松下さんなら、どんな相談でも受け止められますね。今後、どのようなカウンセラーになりたいですか?
 
松下 思いやりを持って、相手の苦しみを受け止める“心ある壁”になりたいですね。私も心で受け止めるので、心の膿を吐き出してほしい。生きている限り、必ず道はあるし、弱さがあるから人は強くなれます。“出会い”という姿勢で迎えますので、お悩みの解決策を一緒に探したいです。
 
タージン 松下さんのお気持ち、よくわかりましたよ。本日は、ありがとうございました。
 
松下 こちらこそ、ありがとうございました。
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
生きがいです。人との出会いは私の財産です。そこで生まれた苦しみや悲しみを財産にしていきましょう! という思いで、この仕事に取り組む姿勢でいます。そういう人たちから受け止めた心の膿も、私の心の財産にしていきます。
(松下紀子)
 

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