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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

動力伝達装置を極めた 
先代の継承者という使命

 

父の教えを胸に、事業の引き継ぎを決意

 
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城 そうでしたか、2016年に・・・。その後、真義さんは先代の遺志をご家族と一緒に引き継がれたわけですよね。
 
佐野(真) はい。「父が残した会社をお客様のためにも続けたい」、「逃げ出してはならない」という思いで、事業に取り組んできました。
 
城 覚悟を新たにされたわけだ。私も父を亡くした経験があるので、前を向いて事業を継がれた皆さんのすごさがわかります。
 
佐野(真) 重い気持ちを乗り越えて仕事に取り組めたのは、私自身の力というより、父の影響力が大きいです。父は折りにふれて「どれほど難しい課題でも、なぜか、なぜか、なぜかと3回考え、資料で調べ、詳しい人に話も聞けば、必ず解決できる」、「仕事は向き不向きではなく、努力だ」と言っていました。その教えが心に残っていて、私を支えてくれたんです。
 
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相談役の佐野達広さん
佐野(達) そもそも真義は、大学の商学部を卒業した後、IT業界でSEとして働いていましてね。その後、畑違いの分野である弊社に転職し、父から機械の製造開発に関する技術を徹底的に教え込まれたんですよ。
 
 では、全くのゼロの状態からノウハウを身につけられたんだ。
 
佐野(真) 実は父も、私と似たような道のりを歩んできたんです。前職は重機械メーカーでしたが、若い頃は営業畑で働き、30代で技術職に転身。3年ほど先輩にみっちり指導されて、当代一流の技術者になりました。そんな父を、私たちは心から尊敬しています。