IT業界でのWebサイト制作の仕事から転身をはかり、「おそうじ本舗 川越インター店」の代表となった、村上誠志氏。2人のスタッフと共に、戸建て住宅やマンション、店舗、オフィスなどの清掃に従事し、試行錯誤をしながら清掃技術の向上に努めている。いっぽうで接客面でも、顧客一人ひとりが満足するサービスを目指して、配慮を欠かさない。そんな村上代表に、仕事への姿勢についてうかがった。
IT業界から清掃業へ転身

インタビュアー 城彰二(サッカー元日本代表)
村上 一般的な住居だと1人で清掃に入ることも多いですね。仕事の規模や内容によっては、2人のスタッフにも入ってもらっています。店舗やオフィスのような広いところは3人で行うこともありますし、それでも足りなければ他店舗へ応援を要請するなど、柔軟に対応しているんですよ。
城 清掃に入るのは、家やマンションだけではないんですね。
村上 はい。医療や福祉関係の施設を任せていただくこともありますし、エリアも埼玉県に限りません。以前、横浜までうかがったこともありました。
城 フットワーク軽くお仕事をされているんですね。こちらは2016年の春から営業されているとのこと。どんなきっかけでこのお仕事を始めようと思われたのですか?
村上 実は、もともとIT業界で働いていて、今もIT関連の仕事を続けていまして。なので清掃業とは、全く縁はなかったんです。出身地の関西で1度就職した後、約10年前の2006年頃に好奇心から東京に出てきて、経験ゼロの状態でIT関連の企業に転職しました。Webサイト制作などの経験を積み、3年ほど前に仲間と独立したものの、なかなか上手くいかなくなってしまったんです。そこでさて、どうしようかなと。