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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
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インタビュアー 川上麻衣子(女優)
川上 埼玉県久喜市の行政書士小川正志事務所さんにお邪魔しています。小川代表は企業を定年退職後、行政書士の試験に合格されて、今年2016年6月にこちらを開業されたそうですね。
 
小川 ええ。私はもともと、旧東京商船大学を卒業後、大手物流会社に勤めておりましてね。一等航海士になるために世界中を航海しました。その後は陸に上がり新規事業立ち上げや経理・総務・法務などに関する管理業務に従事。契約関係など様々な問題の解決にあたってきた経験を生かし、行政書士の資格を取りました。現在当所では相続や遺言、熟年離婚など、私のような、主にご年配の方に向けたサポートをしています。
 
川上 同世代の方へ向けて、と思われるようになったのは、なぜなのでしょう。
 
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小川 会社勤めが長かった方は、どうしても世の中の仕組みに疎くなってしまいます。なぜなら企業で働いている間は税金・年金・保険など、あらゆる面倒を会社がみてくれるからです。それはある意味で恵まれた人生と言えますが、退職すると一転、自分の面倒は自分で見なければならなくなる。私と同じ年代には、その落差についていけない方たちが大勢いらっしゃるんですよ。そうした方々をお助けするために、行政書士になったわけです。
 
川上 一般にちょうど仕事を退職する頃に遺産相続の課題が出てきますよね。でも、その時には親は高齢ですし、判断力がなくなってから話し合いを始めても、家族が揉める原因になってしまいそうです。
 
小川 それを避けるためには、もらうにしろあげるにしろ、相続についてご本人やご家族が早い段階で勉強を始め、全員で話し合うよう心がけることが肝心なんです。65歳前後はまだ自分が親の遺産をもらう側ですが、その10年後くらいからは、今度は自分が子どもに財産をあげる立場に突入しますから。
 
川上 まさに私と親がその年代なので、身に迫るお話です。小川代表はそれに対し、どのようなサポートを?